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文化財香川県無形民俗文化財
所在地・伝承地丸亀市垂水町
祭礼・公開日10月第四土・日曜日
概要垂水神社の秋祭りの宵に、境内に高い湯棚が造られ、湯立神楽が行われる。休憩をはさみながら夜を徹して、神職や神楽人による里神楽が舞われ、祭り当日の夜明けごろ湯立神事が行われる。薪に火がはなたれ、湯釜の水がわかされ、神職はその湯に御神体を湯浴みさせ、また笹で氏子にも湯をふりかける。その後、神職の一人が笹を湯釜に敷き、釜に入りすわる。そして白い紙を貼った籠がかぶせられ、神職をすっぽり覆い隠し、湯棚の上と下での問答のあと、籠がとりのぞかれる。氏子たちは、湯釜の下を火渡りして無病息災を祈る。この湯立神楽は、神職の代替わりにも行われた。
撮影日2007年
参考文献田井静明「香川県の湯立神楽」日本民具学会『民具研究』124号2001
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