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公開日:2020年12月26日

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西村のトンド(小豆島町)

概要

文化財指定

所在地・伝承地豆島町西村地区

祭礼・公開日1月15日に近い土・日曜日

概要豆島町の西村公民館に高さ8mほどのトンド(松の芯に竹や木で円錐形にしたもの)をつくり、1月15日に近い日曜日の早朝に燃やす。トンドには各家から正月飾りを持ち寄り燃やし、その熾きや灰で餅やミカンを焼いて食べると無病息災であるという。もともとは子ども組が準備もすべて行っていた。今も小豆島にはトンドの行事が各地で行われている。

撮影日2007年

参考文献西村のトンド」香川県教育委員会『香川県の祭り・行事』2008

写真

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前日に育成会の大人たちがトンドを作る 早朝、子供たちが地区内を、「トンドをするぞ。餅もってこい」とふれてまわる 夜明け前、子供たちが松明の火をトンドにつける
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燃え盛るトンド 火勢が弱まる 熾きや灰を配る
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家から持参した餅やミカンを焼く 大勢のムラ人が集まる

写真の説明

  1. 前日に育成会の大人たちがトンドを作る。
  2. 早朝、子供たちが地区内を、「トンドをするぞ。餅持ってこい」とふれてまわる。
  3. 夜明け前、子供たちが松明の火をトンドにつける。
  4. 燃え盛るトンド
  5. 火勢が弱まる。
  6. 熾きや灰を配る。
  7. 家から持ってきた餅やミカンを焼く。
  8. 大勢のムラ人が集まり、餅を焼く。

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