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公開日:2020年12月26日

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船越八幡神社のオトグイ神事(三豊市)

概要

文化財豊市無形民俗文化財

所在地・伝承地豊市詫間町香田地区

祭礼・公開日10月第一金曜日・土曜日・日曜日

概要間町大浜にある船越八幡神社の祭礼にあたり、当神社が香田地区にあったことに由来して、香田地区の明神社にオハケとオトグイ棚が設けられ、オトグイ神事が行われる。また香田地区の人たちが船越八幡神社の神饌を用意し供える。

撮影日2008年

参考文献船越八幡神社のオトグイ」詫間町教育委員会『詫間町の文化財第12集』1989
     「香田のオトグイ神事」香川県教育委員会『香川県の祭り・行事』2008

写真

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写真の説明

  1. 香田地区のトウニン宅(現在は自治会館)で甘酒の造り込みを行う。
  2. トウニンはオトグイ棚を作る日から祭礼当日まで潮垢離をとり、海岸の岩でオトグイを握り持ち帰る。
    岩はシシマイイワ、シシマイワ、御膳岩と呼ばれる。
  3. 棚にオハケが立てられ神事を行う。
  4. 祭礼の前々日、トウグミの人たちで香田地区の明神社の境内にオトグイ棚を組む。
  5. トウグミの人たちが、船越八幡神社の神饌の準備をする。
  6. 祭礼の前日、トウニンは香田地区にある神社や小祠を御参りするミヤマイリをする。
  7. 祭礼前日の午後、船越八幡神社の宵祭りには、境内にある高良神社の屋根の上にオトグイを供える。
  8. 船越八幡神社の祭礼当日、香田地区のトウグミによって神饌を供える。
  9. 船越八幡神社の祭礼が終わると、香田地区の明神社に立てられていたオハケを収める。

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