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公開日:2023年10月17日

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開館50周年記念展
歴民コレクション展1瀬戸内を集める

趣旨

瀬戸内海は古来、文化の交流や海上交通の大動脈として大きな役割を果たすとともに、特色のある生活文化を形づくり、そこには数多くの文化遺産が遺されています。当館は瀬戸内11府県を対象とする広域資料館として開館し、これらの貴重な資料を収集・保管し総合的な研究を行っており、収蔵資料のうち、「瀬戸内海及び周辺地域の漁撈用具」2,843点(昭和52年指定)、「瀬戸内海の船図及び船大工用具」2,813点(平成5年指定)、「西日本の背負運搬具コレクション」310点(平成27年指定)が国の重要有形民俗文化財に指定されています。
今回、開館50周年を記念して、瀬戸内地方を中心に広域に収集してきたこれら指定文化財などのコレクションを、海の行商、海上生活、船大工と櫓屋、海の信仰、漁撈用具などテーマ別で展示することで、瀬戸内海の文化の諸相についてその一端を明らかにしたいと思います。

テグス船の収蔵風景

テグス船の収蔵風景高橋克夫撮影

展示詳細

令和5年1021日(土曜日)~1126日(日曜日)
開館時間前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日曜日

瀬戸内海歴史民俗資料館9・10展示室
瀬戸内海歴史民俗資料館(香川県立ミュージアム分館)
展示構成 1.海の行商-テグス船-
2.海上生活
3.船大工と櫓屋(ろや)
4.海の信仰
5.漁具の製作
6.漁撈用具
7.運搬具-負子(おいこ)を中心に-
展示資料・作品数

約250点

主な展示資料いずれも国指定重要有形民俗文化財

テグスのカンパ デテング 釘差のみ

左:テグスのカンパ(看板)
右:デテング(テグスの重さを量る秤)
左右共に、徳島県鳴門市堂浦

釘差鑿(くぎさしのみ)
上:両鐔釘差鑿、香川県高松市
中:片鐔釘差鑿、愛媛県松山市
下:両鐔打抜鑿、香川県仲多度郡多度津町佐柳
カーラとフナダマサン 糸車
上:カーラ(ホウロク焼きの器)のエビスサン
香川県さぬき市津田町北山
下:フナダマサン
香川県小豆郡小豆島町田浦
糸車(サワラ瀬曳網製作用具)
香川県高松市男木町
オイコ セイタ
オイコ
岡山県玉野市石島
セイタ
徳島県美馬市木屋平
椎茸職人が伝えた負子

 

 

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展示

 

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