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瀬戸内海の風景は昔から人を惹きつけてきましたが、そこで営まれる漁業はその風景に一層の魅力を加えてきました。伝統的な漁業の風景は人々を惹きつけて観光を生み出し、さらに漁民に対しても強い印象を与え、大漁の風景を描いた絵馬の奉納を生み出し、漁具そのものが信仰の対象ともなりました。
なぜ伝統的な漁業の風景が人々を魅了したのか。その風景の重要な構成要素である大漁旗や仕事着、網と浮き、灯火用具、漁船などに焦点をあて、それらの道具が環境と一体となって、辛苦をともなう労働を媒介として、人々を魅了する風景を生み出してきたことについて考えます。
日時 | 令和2年7月23日(木・祝)~9月22日(火・祝) 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日:毎週月曜日ただし月曜日が祝日の場合は翌平日 |
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会場 | 瀬戸内海歴史民俗資料館第9・10展示室 |
主な展示資料 |
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資料点数 | 約60点(内、国指定重要有形民俗文化財27点) |
関連行事 |
演題「瀬戸内海の風景を生み出すもの-新たな視点から漁具の役割を考える-」 開催日時8月29日(土曜日) 開催時刻午前10時00分~11時00分 午後13時30分~14時30分 感染対策のため定員各12名 |
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