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今日の生活において欠かせない様々なくらしの道具や機械製品の多くは、同じものを作るために発明者に許諾を得る必要があり、発明が保護されています。
当館の収蔵資料には、「特許」「実用新案出願」「新案特許」などと記されたラベルや焼印のある道具があり、表示は「特許法」、「実用新案法」などに基づいたものです。それらの制度は考案や発明を保護することで産業の発達を促すことを目的に、明治時代に制定されました。
本展では、日本における技術開発の礎の一つとされる実用新案や特許が付された道具を中心に展示し、くらしの道具の中にみられる技術革新や、地方の町工場や職人の取組みの一端を紹介します。
日時 |
令和4年7月9日(土曜日)~11月6日(日曜日) 臨時休館9月12日(月曜日)~16日(金曜日) |
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会場 | 瀬戸内海歴史民俗資料館第9・10展示室 |
展示内容 |
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資料点数 |
約40点(パネルを含む総点数約50点) |
【左】大改良赤井式唐箕昭和初期に改良(当館蔵)【左】唐箕に付された金属ラベル
【左】学生カバン昭和時代(当館蔵)【右】内部のタグ
【右】灯油ランプ明治時代(当館蔵)【左】特許番号が付された調整ねじ
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