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駐車場や玄関前には、高松港で約30年間海の安全を守ってきた赤・白灯台の灯ろう部分を移設した「歴民の灯台」や最後の宇高連絡船讃岐丸の錨などの海事資料を展示しています。また中庭には、遍路道に建てられた道標や丁石も展示しています。特に道標には四国遍路の発展に大きな貢献をしたとされる真念が願主となり建てたものもあります。他にも金毘羅信仰の盛んだったことを物語る金毘羅灯ろうなども展示されています。屋外にも瀬戸内海等で活躍した機帆船をはじめとする木造船を収蔵しています(現在はシートカバーをしています)。
歴民の灯台
讃岐丸の錨
遍路道にあった丁石(香川県高松市)
金毘羅灯ろう(香川県三豊市)
第一民俗収蔵庫の屋上は展望台になっており、晴れた日には北に岡山県の玉島地域や香川県の直島、豊島などを見ることができます。また西にはかすかに瀬戸大橋を、東には高松市街地や屋島を望むこともできます。瀬戸内海をゆっくりと東西に行きかう船も見え、ゆったりとした時を過ごすことができます。
屋上からの風景(北を望む)
屋上からの風景(東を望む)
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