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雨月物語(香川県立ミュージアム蔵)江戸時代
慶応4年(1868)8月27日、讃岐国白峯陵において、勅使による崇徳院神霊を京都に遷す儀式が行われ、崇徳院の神霊は同9月6日に京都白峯宮(現白峯神宮)に還られ、それを受けて同9月8日に明治改元の詔書が発せられました。明治という新しい時代の夜明けは、崇徳院没後約700年の時を経て国家プロジェクトとして行われた崇徳院神霊の京都還幸を終えてはじめて迎えることができたといわれています。
本展では、当館が所蔵する崇徳院神霊還幸に深くかかわった泉州熊取の郷士中瑞雲斎と崇徳院伝説に彩られた直島の庄屋三宅源左衛門との交流や直島三宅家に伝わる崇徳院伝説に係る史資料などを展示し、近世から近代日本へと移行する変革期のいわゆる草莽の士と呼ばれた地方の志をもった人たちの活動など、明治国家成立期の精神世界の一端を紹介します。
日時 | 平成30年9月22日(土曜日)~11月25日(日曜日) 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 毎週月曜日月曜日が祝日の場合は翌日) |
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会場 | 瀬戸内海歴史民俗資料館第9・10展示室 |
主な展示資料 |
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資料点数 | 50点 |
関連行事 | 【れきみん講座】 11月10日(土曜日)13時30分~15時 講師田井静明(瀬戸内海歴史民俗資料館館長) 【展示解説会】すべて11時~11時45分会場:第9・10展示室 1.9月22日(土曜日)2.10月20日(土曜日)3.11月25日(土曜日) ※事前申し込み不要。 |
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