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今日思い浮かべる風呂は、湯船につかるスタイルですが、昭和時代以前に香川を含む瀬戸内を中心にみられた風呂に、石風呂と呼ばれる蒸気を浴びるサウナのようなものがあり、広く利用されていました。今では一部地域にのこるのみで、人の記憶からは失われつつあります。
さらに、香川で特徴的であったのが、江戸時代から昭和時代にかけて、湯船に土製の風呂釜を利用していたことです。こちらも現在使用されているところはなく、他県での使用例もほとんどみられません。
本展では、そのような身近にあった石風呂や土製の風呂釜を取り上げ、香川・瀬戸内独特の風呂文化を考えます。
日時 |
令和3年6月1日(木曜日)~6月27日(日曜日) |
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会場 | 瀬戸内海歴史民俗資料館第9・10展示室 |
展示内容 |
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資料点数 |
約30点(パネルを含む総点数約50点) |
那智の石風呂(東かがわ市) |
天福寺の石風呂入浴料金の看板(高松市香南町) 大正時代(高松市香南歴史民俗郷土館蔵) |
土製の風呂釜 昭和時代(当館蔵) |
風呂の蓋(麦藁製)土製の風呂釜用 |
れきみん講座「香川の風呂文化」
日時 |
令和3年6月26日(土曜日) |
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会場 | 瀬戸内海歴史民俗資料館研修室 |
講師 | 真鍋貴匡(専門職員) |
定員 | 各回12名(先着順) |
聴講料 | 無料 |
申込期間 |
令和3年5月20日(木曜日)から定員に達し次第受付終了 |
申込方法 |
瀬戸内海歴史民俗資料館まで電話での申込。 電話番号087-881-4707(瀬戸内海歴史民俗資料館) 電話申込時に、氏名、電話番号、講座名(午前・午後)を申込時にお伝えください。 |
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