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道路は、地域住民の日常生活や活力ある経済・社会活動を支える最も基本的な社会資本であり、その整備に県民の強い期待が寄せられている。
本県においては、景気低迷の続く厳しい財政状況の中ではあるが、本州四国三橋時代を迎え、二十一世紀に向けた美しい田園と活力あふれる香川県の創造をめざして、各般の施策や事業を推進しているところであり、なかでも高規格幹線道路として現在建設が進められている四国横断自動車道「高松~鳴門間」、地域の連携と交流圏の拡大を図る地域高規格道路をはじめとする高速道路から一般国道・県道・市町村道に至る体系的な道路網の整備は、地域基盤の根幹を成すものとして、最も、緊急かつ不可欠な課題となっている。
よって、政府におかれては、地方における道路整備の重要性を十分認識され、次の事項について、特段の配慮がなされるよう強く要望する。
記
以上、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。
平成十一年十月十三日
香川県議会
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