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香川県には「そば・うどん店」がどれだけあるのでしょうか。
総務省統計局・経済産業省の令和3年経済センサス−活動調査によると、香川県は人口1万人当たり「そば・うどん店」数が5.08店と、全国第1位です。次いで山梨県(4.33店)、長野県(3.80店)で、全国平均は1.99店となっています。
香川県は全国平均の約2.6倍の店があることになります。(図1)
※経済センサス−活動調査の産業分類は日本標準産業分類によるため、「そば・うどん店」数の調査となっています。
なお、この「そば・うどん店」は「飲食サービス業」に分類される事業所を計上しています。
製麺所の中でうどんが食べられる、いわゆる「製麺所タイプ」のうどん店が香川県にはありますが、「製造業」に分類される場合もあるため、これらを含めると、もっとたくさんのうどん店があるのでないかと考えられます。
香川県内の市町別に、人口1万人当たりの「そば・うどん店」の事業所数をみると、琴平町が13.3店と最も多く、次いでまんのう町(12.3店)、善通寺市(7.1店)となっています。人口1万人当たりの「そば・うどん店」は、主に中讃地区、西讃地区で多くなっています。(図2)
香川県ではどのような種類の飲食サービス業の割合が多いかを、特化係数(※)でみました。これによると、「そば・うどん店」が2.34と最も高く、次に「喫茶店」となっています。(図3)
※特化係数は、全国の構成比(全体に占める各項目の割合)を1としたときに、香川県の各項目の構成比が全国の何倍になるかを表した数字です。1より大きければ「全国より特化している」といえます。
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