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海岸環境整備事業とは、国土保全との調和を図りつつ海岸環境を整備し、快適な海浜利用の増進に資するための離岸堤、突堤、護岸、昇降路、水叩兼用の遊歩道、人工海浜、植栽、安全情報伝達施設等の新設及び改良を行う事業です。
なお、国の補助金を活用して事業実施する場合の国・県・地元市・町の負担する事業費の割合(※1)は下記のとおりです。
国 | 県 | 市・町 |
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10/30 | 17.9/30 | 2.1/30 |
(整備期間 平成4年度~平成11年度)
当海岸は、遠浅の海岸が続く白砂青松の海岸ですが、侵食が進んでいたことと、昭和29年頃に建設された護岸の老朽化が著しいことから早急な対策が必要でした。このため国土保全と、背後の一の宮公園と一体的な利用が図られ、自然環境との共生を図りながら人々が安全で快適に利用できる海岸整備とし、また上物整備については、地元代表者、海岸管理者からなる委員会を開催し、地元の利用者の意見を反映して施設配置計画を行いました。護岸については、階段及び水叩部分に自然石を張ることで、景観及び利用面に配慮した整備を行いました。
階段護岸 | L=322.6m |
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護岸 | L=144.9m |
突堤 | N=2基(279m×1基、150m×1基) |
養浜 | V=30,890m³ |
遊歩道 | A=17,500m² |
植栽 | A=10,210m² |
(整備期間 昭和61年度~平成10年度)
当海岸は、小豆島有数の海水浴場があり、背後には、レクリエーション施設や観光施設があることから、小豆島の観光コースのひとつとして多くの観光客で賑わっています。既設の護岸については、天端高の不足により越波被害が発生していることに加え、老朽化も進んでおり早急な対策が必要でした。したがって護岸の整備をするとともに、海水浴場として利用されていることから、減少していた砂浜を補充し潜堤で砂の流出を防止する面的防護方式を採用し、護岸及び突堤の階段、水叩部分は自然石を張ることで、景観及び利用面に配慮した整備を行いました。
護岸 | L=650m |
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突堤 | N=7基 |
養浜 | V=64,800m³ |
潜堤 | L=660m |
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