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統合補助事業は施設の老朽化等により陳腐化し、利用効率の低下した港湾施設等に適切な改良を加え有効活用するもので、1.既存施設の利用転換2.港湾空間の再開発・高度化3.利便性向上のための改良4.既存施設の延命化のための改良5.放置小型艇収容緊急整備の実施を対象として実施できます。
香川県の石油製品輸送の中心的役割を担っている1号石油桟橋は昭和50年に建設されましたが、建設後30年以上経っていることから、鋼管杭塗膜部の劣化、上部工のコンクリートの剥離、鉄筋の腐食など、桟橋の老朽化が著しく進んでいました。そこで、経済性や施工性を考慮して工法を比較検討した結果、鋼管杭は塗覆装工法により防食し、上部工は断面補修や鉄筋の防食処理などの補修工事を行うことで、既存施設の延命化を図りました。
事業期間 | 事業費 | 整備延長 |
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平成15年度~平成17年度 | 495百万円 | 205m |
(1:左-施工前→右-施工後)
(2:全景)
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