ここから本文です。
現在、ごみ・産業廃棄物・建設工事から生ずる残土・浚渫土砂等については、資源化・再生利用等減量化のための施策を講じられていますが、なお最終的に処分を必要とするものが相当量に達し、その処分場の確保が大きな問題となっています。しかし、内陸での大規模な処分場の確保は稠密な土地利用等により困難であり、海域における埋立処分場確保の要請が強いものとなっています。
廃棄物埋立護岸の整備は、船舶航行、港湾活動等のために活用される港湾内の貴重な海面を割愛して廃棄物の埋立処分を行わせるものとなることから、秩序だった空間利用が必要であり、このため廃棄物埋立護岸を港湾施設とし、港湾利用と廃棄物の処分を適正に調整して進めることとしたものです。
香川県では、内海港草壁地区で、廃棄物埋立護岸を整備し、廃棄物埋立処分場として、安定型産業廃棄物の受け入れを行っています。
香川県小豆島町草壁本町地先 | |
事業期間 |
護岸概成 平成9年度~平成12年度 |
総事業費 | 約34億円 |
埋立面積 | A=約 100,000m² |
受入量 | V= 1,013千m³ |
※1)掲載している受入終了の時期は、予定ですので受入量の増減によって時期が変更する場合があります。
このページに関するお問い合わせ