第15回香川県ダム環境委員会
第15回香川県ダム環境委員会(平成30年1月24日)
審議内容
椛川ダム及び内海ダムにおける保全措置、並びに長柄ダム及び五名ダムにおける環境調査等の実施状況について
- 重要な動植物の保全措置等の実施状況及びモニタリング調査結果
- 平成30年度の工事予定の概要と保全措置等の実施計画(案)
審議結果
- 共通
- 平成30年度に予定している椛川ダムの保全措置等の実施計画(重要な魚類のモニタリング・配慮事項等)や長柄ダム再開発及び五名ダム再開発の環境調査計画については、事務局案で了承する。
- 椛川ダム
- 卵塊調査等の生息分布調査により、重要な魚類の生息分布域の拡大が確認されたこと、生息環境の良好な移植候補地を複数地点確保できたことから、保護養殖による移植試験を完了する。
- 重要な魚類の生息環境の復元のため実施した対策工は、定期的に監視を行い、順応的に対応することが望ましい。
- 内海ダム
- 内海ダムで実施した保全措置での対策結果は、計画中のダムにおける参考とするだけでなく、他部局とも情報共有を図ること。
- 今年度をもって内海ダムの環境調査は終了するが、重要な昆虫類について保全に繋がるよう地元に引継ぎを行っていくという事務局案で了承する。