第7回香川県ダム環境委員会

第7回香川県ダム環境委員会（平成22年1月19日）

審議内容

1. 4ダム（内海ダム再開発・椛川ダム・五名ダム再開発・綾川ダム群連携）における環境調査について
2. 内海ダム再開発・椛川ダムにおける保全措置等の実施状況について
   • 重要な植物の移植及びモニタリング調査結果（移植後の状況）について
   • 重要な動植物の保全措置等の実施状況及びモニタリング調査結果について
   • 今後の保全措置等の実施方針について

審議結果

1. 内海ダム再開発、椛川ダムにおいて実施中の保全措置や重要な動植物のモニタリング調査等については、委員会の意見を踏まえて、今後も引き続き取り組んでいくこと。
2. 内海ダム再開発、椛川ダムの、今後の方針（植物の移植方法、重要な動植物のモニタリング・配慮事項等）については、事務局案で了承する。
3. 内海ダム再開発については、本体工事着手にあたり、詳細な施工計画ができた時点で、配慮事項等を再度整理した上で委員に報告し意見を伺うこと。
4. 今後も、環境調査や保全措置等の経過を適宜、委員に報告し、必要に応じて検討しながら、よりよい配慮が実施できるよう努力していくこと。

＜各ダム事業においてこれまでに確認された重要な種の数＞

項目	内海ダム 再開発	椛川ダム	五名ダム 再開発	綾川ダム群 連携事業
哺乳類	3	2	2	1
爬虫類	3	3	3	1
両生類	2	4	4	4
鳥類	16	26	31	28
昆虫類	19	45	30	27
魚類	2	12	6	12
底生動物	6	12	14	14
陸産貝類	3	6	3	3
植物	25	30	40	25
付着藻類	1	1	4	−
合計	80	141	137	115

記載数は文献調査でのみ確認された種を含む
現地調査については、事業による改変区域から500mまでの範囲、文献調査においては流域内を調査地域として確認され多種数である。

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