第9回香川県ダム環境委員会
第9回香川県ダム環境委員会(平成24年3月22日)
審議内容
内海ダム再開発事業・椛川ダム建設事業における保全措置等の実施状況について
- 重要な動植物の保全措置等の実施状況及びモニタリング調査結果
- 法面の緑化状況
- 平成24年度の工事予定の概要と保全措置等の実施計画(案)
審議結果
- 内海ダム再開発、椛川ダムの平成24年度の保全措置等の実施計画(植物の移植方法、重要な動植物のモニタリング・配慮事項等)については事務局案で了承する。
- 今年度の内海ダム再開発の鳥類モニタリング結果をみると、本体工事中の騒音低減等の配慮により、工事による影響が軽減できたものと評価できる。
- 植物の移植にあたっては、他の地域からの個体を導入することは望ましくない。
- 植物を移植した際の盗掘防止策については、注意喚起の看板等を設置するのではなく、盗掘されにくい場所の選定が重要であるが、それと併行してビオトープの創出等の環境に対する啓蒙活動も行っていくべきである。
- 内海ダム再開発、椛川ダムにおいて実施中の保全措置や重要な動植物のモニタリング調査等については、引き続き取り組んでいくとともに、委員会の意見を踏まえて、今後も可能な限り、より良い保全措置が実施できるよう努力していくこと。
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