第17回香川県ダム環境委員会
第17回香川県ダム環境委員会(令和2年2月5日)
審議内容
次の内容について事務局から説明を行い、意見を伺った。
椛川ダムにおける保全措置、並びに長柄ダム再開発及び五名ダム再開発における環境調査等の実施状況とダム事業の実施による予測評価について
- 重要な動植物の保全措置等の実施状況及びモニタリング調査結果
- 令和2年度の工事予定の概要と保全措置等の実施計画(案)
審議結果
- 共通
- 令和2年度に予定している椛川ダムの保全措置等の実施計画や長柄ダム再開発及び五名ダム再開発の環境調査計画、ダム事業の実施による
予測評価については、事務局案で概ね了承する。
- 長柄ダム再開発及び五名ダム再開発における、重要な植物の移植を検討する際には、文献収集等を実施の上、専門家に助言をいただくこと。
- 重要種ではない動植物の公開の方法について、今後、関係機関等と協議の上、検討すること。
- 椛川ダム
- 災害復旧など突発的な河川工事の際にも保全措置を実施する際には、適宜専門家に情報提供するとともに、関係者間で十分情報共有を図ること。
- 生物への影響を確認するため、ダム完成後の貯水池管理や施設管理(照明設備)について、次回委員会で事務局から素案を提示すること。
- 重要な魚類のモニタリングは、リスク分散の観点から自然分布域調査について検討すること。
- 長柄ダム再開発
- 重要な猛禽類については、調査頻度を少なくしてモニタリングする事務局案で了承する。
- 五名ダム再開発
- 重要な魚類の移植は、専門家と保全措置の必要性について相談すること。