第16回香川県ダム環境委員会
第16回香川県ダム環境委員会(平成31年1月24日)
審議内容
椛川ダムにおける保全措置、並びに長柄ダム再開発及び五名ダム再開発における環境調査等の実施状況について
- 重要な動植物の保全措置等の実施状況及びモニタリング調査結果
- 平成31年度の工事予定の概要と保全措置等の実施計画(案)
審議結果
- 共通
- 平成31年度に予定している椛川ダムの保全措置等の実施計画や長柄ダム再開発及び五名ダム再開発の環境調査計画については、事務局案で了承する。
- 長柄ダム再開発及び五名ダム再開発について、昆虫類調査で、貴重な種も調査範囲内で確認されているため、予測評価を行う際には、生息分布域も確認の上、保全措置の必要性を検討すること。
また、工事等で影響する重要な植物については、今後移植の必要性を検討すること。
- 椛川ダム
- 工事箇所周辺のみならず、下流河川のモニタリング調査等を実施することが望ましい。
- 出水等により重要な魚類の生息環境が攪乱されることを踏まえ、今後もモニタリングを継続し、重要な魚類の移植地の選定を行うこと。
- 長柄ダム再開発
- 両生類調査で、貴重な種も調査範囲内で確認されているため、学識経験者等の意見を伺いながら保全措置を検討すること。
- 五名ダム再開発
- ダム再開発による湛水域の拡大は、生息する生物にとって影響が大きいことが想定される。
今後の調査や影響評価について、学識経験者等の意見を伺いながら保全措置を検討すること。