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公開日:2020年12月10日

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国の公共事業の執行に当たり県内中小建設業者の育成と受注機会の拡大を求める意見書

本県の中小建設業者は、地域の整備のみならず、地域経済の振興や雇用の確保に大きな役割を果たしている。また、これまで、災害防止と災害発生時の緊急対応に大きな役割を果たしてきたところであり、今後とも、地震や台風などの災害時には、機動力のある地域の建設業者はなくてはならない存在である。
一方、建設業を取り巻く環境は、公共投資の低迷、競争の激化などにより、規模の小さい県内建設業者の受注機会はますます少なくなるなど、極めて厳しい状況にあり、このままでは、これまで地域に大きく貢献してきた県内建設業者が無くなってしまう恐れさえある。
このようなことから、本県では、公共工事の発注について、可能な限り、入札参加者の資格要件を県内業者に制限することや、総合評価方式において評価項目に地域性を盛り込むことなどにより、県内中小建設業者の育成と受注機会の拡大に全力で努めているところである。
よって、国におかれては、県内中小建設業者の厳しい状況や、県内中小建設業者の受注機会の拡大に全力で取り組んでいる本県の姿勢を考慮し、本県内での国の公共事業の執行に当たり、県内中小建設業者の育成と受注機会の拡大を図るよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成20年3月19日

香川県議会

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