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農林漁家民宿は、都市に住む人々が緑豊かな農山漁村での交流を楽しむ「グリーン・ツーリズム」の拠点として、農業・林業・漁業体験や自然体験などの《田舎体験》を、農山漁村にある様々な地域資源を活用しながら宿泊者に提供する宿のことです。
開業すると、人とのふれあいにより、生きがいややりがいを見つけられるだけでなく、宿泊料や農産物の販売等により金銭面でもゆとりのある暮らしができます。
また、近年、農山漁村地域に注目が集まる中、移住希望者がその地域を知るための拠点として、農林漁家民宿を活用する事例も多くなっており、需要が高まってきています。
農林漁家民宿の開業により多くの人々とふれあい、これまで以上に豊かな暮らしをしてみませんか⁉
客間として提供できる部屋が1つ以上あれば可能。離れ、空き家もOK!
農林漁業体験の協力者がいれば農林漁業者以外の方も始められるようになりました。
体験メニュー例のとおり
宿泊者が滞在の際に出来る、いつも行っている農林漁業の作業が立派な体験になる。 ※自分でできない体験は、近隣の農林漁業者に依頼してもOK。
素泊まり、近隣の飲食店の紹介でもOK!
素泊まり、宿泊者の自炊、宿泊者との共同調理、近隣飲食店の紹介など、食事を提供しない場合は、「飲食店営業許可」が不要。
田植え・稲刈り等米の栽培作業、野菜・果物の栽培作業や収穫作業、もちつき、そば打ち、漬物作り、こんにゃく作り、地域の伝統行事、かかし作り、農業用ため池への案内、郷土料理教室等の利用 など
裏の畑でダイコンの収穫体験
下草刈り、枝打ち、栗拾い、椎茸栽培、干しシイタケ作り、山菜採り、山菜料理作り、炭焼き、木工細工、つる細工のクラフト作り、竹細工、森林散策、里山案内 など
刈り取った稲のハゼ掛け体験
タコ飯等郷土料理作り、ワカメ採り、浜釣り、地引網、刺し網漁、網の管理、魚のさばき方、干物作り、シーグラスや貝殻での小物作り など
バラ寿司の共同調理
型式 | 営業方法 |
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通年型 | 1年を通して営業 |
季節型 | 農閑期や夏休み期間など、特定の時期のみ営業 |
週末型 | 土日、祝日のみ営業 |
項目 | 営業方法 | ||
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宿泊客数 | 1組限定 | 複数組 | |
食事 | 提供無し・一緒に料理・自炊 | 提供 |
活用方法 | 特徴 |
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空き部屋活用 |
母屋の空き部屋を客室として利用。 開業の初期投資を抑えることが可能で、規制緩和により増加している活用方法です。 |
別棟活用 |
新築、小屋の活用、離れの空き部屋などの活用スタイル。 のんびりゆっくりと滞在を楽しみたい、気兼ねなく泊まりたい客層向けです。 |
空き家活用 |
現在空き家になっている家屋を活用。新築に比べ開業に係る投資が少なくすみます。 地域の空き家問題の解決策の一つになります。 |
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