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田舎そば屋を経営し、漬物やまんのう町特産のひまわりオイルを使ったコロッケも作っている川原さん。
農林漁家民宿開業までの準備やエピソードなどをお聞きしました。
水と空気のおいしい山里は地産地消の作物に恵まれ、寒暖の差が大きい我が地域は、美味しいお米、体に優しい野菜・果物が豊富です。この宝物の土地と、それに勝る人情で、四季折々の景色の中、野の草花や山林の移り変わりを楽しみ、様々な食材を求める喜びはひとしおなものです。お蕎麦やお漬物などを農家民宿に活かす形で提供しています。
利用料金は、素泊まり中学生以上5,500円、3歳~小学生は3,000円です。食事代は、夕食1,200円、朝食800円でご用意しています。
私は、現在一人暮らしであるため自分で決めることが出来ました。子供達からも、特に反対されることもなく、自分のやりたいように開業できました。
お客さんが宿泊する部屋に住宅用自動火災警報器が必要となったため、3個設置しています。それ以外には特に設備面で設置等は行っておらず、特に大きな出費はありませんでした。ありのままの田舎のお家に泊まっていただくということを前提にしています。
手続きについては全て、県の方からお手伝いをいただきましたので、面倒なことはありませんでした。家の確認に、消防署の方や保健所の方がいらっしゃいましたが、事前に調整をしていただいていたこともあり、特別指摘をうけるようなこともなく、スムーズに終えることが出来ました。お役所の文章となるととても面倒ですので、県の方にお手伝いいただけたことはとてもありがたかったですね。
お客さんが来ていただけるのはとても良いことです。
また、私の場合、お料理を作ったりすることはできますが、それ以外の事は何もできません。幸い、お餅つきをしたり、バーべーキューをしたりといった時にお手伝いをしていただける方、私は「イベント部長」と呼んでいますが、その方を中心にいろいろな準備をしていただいております。こうして、地域の方との関わりも増えることによって、地域全体で受け入れられる、地域全体で賑わいを作ることが出来るのはとても良かった事だと思います。
関西圏や関東圏からのお客さんが来ていただき、餅つきをしました。杵と臼でお餅をついたことが無かったようで、とても楽しかったと喜んでもらえました。お餅を丸めるのも初めは難しく、苦労しているようでしたが、何個も作っているうちにだんだんと上手になり、最後のお餅を丸め終わるともっとやりたいと残念がっていました。チェックアウトの際に「またお餅をつきに来ます」と笑顔で言われた時には、開業して良かったなと思いました。
私の作ったお料理を食べて頂けるのはとてもありがたいことです。また、私が行ったことのない土地の方が来ていただける、様々な年代の方に来ていただける、そして知らないお話をたくさんしていただけるので、とても興味深く、楽しいです。人と人との触れ合いという一番大切な体験を提供できるし、こちらも体験できるというところが一番の魅力だと思います。
何もない田舎のまちですが、美味しい空気、お米、野菜や果物はたくさんあります。また、人情あふれる温かい人もたくさんいます。都会での生活を送っている方や、子供と一緒に食育をしたいと考えているようなご家族にぜひ来ていただきたいです。そして、「また来たい」と言ってもらえるよう、美味しいご飯や楽しい体験を用意していこうと思っています。
住所 | 仲多度郡まんのう町炭所東3238-2 |
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電話番号 | 0877-79-2670 |
活用した建物 | 自宅 |
営業期間 | 通年型 |
宿泊スタイル | 部屋貸し |
体験メニュー | 田植え、稲刈り、郷土料理体験、山歩き等 |
食事 | 夕食、朝食、自炊、素泊まり |
宿泊料 | 中学生以上1人1泊:5,500円/人、3歳~小学生1人1泊:3,000円/人、3歳未満無料(in 15時00分、out 10時00分) 夕食:1,200円、朝食:800円 体験イベント(お餅つき、BBQ等)は別料金、昼間にお部屋での休憩も出来ますのでお問い合わせください。 |
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