香川の水の歴史
平安の昔、讃岐国司から朝廷に出された文書には「晴天五日を経ば水湿の潤なく、霖雨(ながあめ)二日に及べば洪水の難あり・・・」と記され、高松藩記には「・・・川浅く水乏しく、常水の川一つもこれなく、・・・」と表されています。このように香川県においては古来、水の確保は人々の暮らしの中の一大関心事でした。連綿と水の確保に心を砕いてきた先人達の歴史は、水の大切さを切々と語りかけてきます。
江戸時代以前 ~1602年
江戸時代以前へのリンク
- 空海、満濃池を修築(852年)
- 平清盛の命により阿波民部 田口成良・平池を築く(1178年)
江戸時代前期 1603年~1735年
江戸時代前期へのリンク
- 西嶋八兵衛、香東川を付け替え(1637年)
- 平田与一左衛門、大野原開拓 井関(五郷)池の築造開始(1643年)
- 矢延平六、新池築造(1669年)
江戸時代後期 1736年~1867年
江戸時代後期へのリンク
- 久米衛左衛門、鎌田池掛井手を上流に延長し、坂本横井より取水(1830年)
明治・大正・昭和(戦前) 1868年~1945年
明治・大正・昭和(戦前)へのリンク
【昭和(戦後) 1946年~1988年】 【平成1989年~現在】
昭和(戦前) 1946年~1988年へのリンク 平成1989年~現在へのリンク
- 香川用水事業起工(1968年)
- 早明浦ダム完成(1973年)
- 香川用水幹線水路工事完了(1979年)