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公開日:2016年1月29日

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江戸時代以前 ~1602

江戸時代以前 ~1602年

西暦 元号 香川の水の歴史 西暦 世の中の出来事

750BC

 

県下の縄文社会に水稲耕作が伝わる。(林坊城(はやしぼうじろ)遺跡・丸亀市平池南(ひらいけみなみ)遺跡)

   

500BC

 

このころ塩飽諸島を通じて新文化が伝わる。
水田(高松市佐古長池(さこながいけ)遺跡)、井堰(いぜき)(坂出市川津下樋(かわつしもどい)遺跡)環豪集落が建設される(中の池・鴨部川田(かべかわた)遺跡など)。

   
     

239

卑弥呼が中国に使いを送る。

このころ、大和朝廷が国土を統一する。

550

ころ

  須恵器(すえき)の製造が盛んになる。須恵器の窯は池や川の近くに多く、木材や製品を、川などを利用して運んだ。

538

仏教が伝わり、大陸文化が入る。

 

   

604

聖徳太子が十七条の憲法をつくる。

 

   

645

大化改新がはじまる。

 

   

646

国司に命じて築堤、開溝のことに当たらせる。

701

大宝元

●大宝年間、初めて満濃池を築く。

701

大宝律令ができる。(水利の法を定める。)

 

 

 

710

平城京(奈良)を都に定める。

732

天平4

○夏干ばつで穀物が実らなかった。

 

 

 

 

 

752

東大寺の大仏ができる。

 

 

 

764

諸国に命じて池堤を築かせる。

 

 

 

773

池溝修理(ちこうしゅうり)の令を下し、池溝はすべて「朝集帳(ちょうしゅうちょう)」に載せ、毎年官に申達を命ずる。

 

 

 

794

平安京(京都)を都に定める。

 

 

 

800

池構築造奨励(ちこうちくぞうしょうれい)の詔を下す。

806

大同元

●大同年間の頃、男井間(おいま)池(三木町)を築くと伝えられる。

 

 

817

弘仁8

○夏大干ばつがおこる。

 

 

818

9

満濃池の堤防が決壊する。

 

 

821

12

●満濃池の復旧は困難を極め、朝廷に築池別当として空海が派遣され満濃池を復旧する。

824

池溝などの修理を怠る者を処罰する令を下す。

851

仁寿元

洪水のため満濃池が再び決壊する。

 

 

852

2

○干ばつが80余日続く。

 

 

853

3

●満濃池の復旧が完了する。

 

 

888

仁和4

○大干ばつがおこり、讃岐国守の菅原道真が城山で降雨を祈願する。

894

遣唐使を取りやめる。

 

 

 

908

池溝修理の制を定める。

947

天暦元

興憲僧都(こうけんそうず)に命じ、満濃池の地鎮を行わせる。

1016

藤原道長が摂政になる。

1021

治安元

●三代物語、讃岐国大日記によれば「讃岐那珂郡(なかぐん)真野(まの)池初めて之を築く」とあり、この時に復旧したものと推察される。

1086

院政がはじまる。

 

 

 

1156

保元の乱がおこる。

1178

治承2

●平清盛の命により、阿波民部の田口成良(たぐちしげよし)、平池(高松市)を築く。

1167

平清盛が太政大臣になる。

1184

元暦元

満濃池が再び決壊し、廃池となりその後池内に「池内村」ができる。

1185

平氏が壇ノ浦(山口県)でほろびる。源頼朝が全国に守護・地頭をおく。
源頼朝が鎌倉に幕府をひらく。

 

 

 

1221

承久の乱がおこる。

 

 

 

1232

北条泰時が御成敗式目をつくる。

 

 

 

1274

元が二度にわたって攻めよせる。

 

 

 

1333

鎌倉幕府がほろびる。

 

 

 

1334

建武の新政がはじまる。

 

 

 

1338

足利尊氏が室町に幕府をひらく。このころ、北朝と南朝が対立する。

1364

正平19

●四国管領の細川頼之の命により、八幡池(宮池・さぬき市長尾名)を築く。

 

 

1370

建徳元

○6月8日から8月15日まで雨が降らず、牛馬の悪疫が流行する。

 

 

1371

2

○5月14日から7月20日まで雨が降らず。

 

 

1381

弘和元

○3月下旬から8月下旬にかけて雨が降らず。

 

 

1384

至徳3

○100日干ばつが続く。

 

 

1386

元中3

○100日干ばつが続く。

 

 

1390

7

○大干ばつ。

1392

南北朝が一つにまとまる。

1396

応永3

○7月22日より9月2日まで雨が降らず大干ばつ。

1404

明との貿易がはじまる。

1407

14

○5月18日から7月12日まで雨が降らず、大飢饉がおこる。

 

 

1408

15

○4月16日から8月11日まで雨が降らず大干ばつ。

 

 

1412

19

○6月、7月干ばつが続く。

 

 

1420

27

○大干ばつ。

 

 

1433

永享5

○5月から10月まで干ばつ続く。

 

 

1434

6

○大干ばつ。

 

 

1457

長禄元

○諸国とも干ばつで穀物が実らず。

 

 

1458

2

○6月に大干ばつ。

 

 

1459

3

○諸国大干ばつで穀物が実らず。

 

 

1460

寛正元

○干ばつがおこり、8月の末には大雨で、穀物が実らず。

1467

応仁の乱がはじまる。

1470

文明2

●地蔵院18世慶恵上人(けいえいしょうにん)、領主細川勝元に願い出て大谷池(観音寺市大野原町萩原)を築造する。

 

 

1481

13

○大干ばつ。

 

 

1485

17

○夏干ばつ。

1485

山城国に一揆がおこる。

1486

18

○干ばつ。

1488

加賀国に一向一揆がおこる。

1501

文亀元

○大干ばつで飢饉のため人民が多数餓死する。

 

 

1503

3

○大干ばつがあり、7月17、18日の両日、炎熱のため、山野や家の周囲の竹林の竹が割れる。

 

 

1527

大永7

●岩鍋池(観音寺市)を築く。

 

 

1532

天文元

勝間池(三豊市)が決壊、その後は廃池となる。

1543

鉄砲が伝わる。

1553

弘治3

○大干ばつ。

1549

キリスト教が伝わる。

1555

 

●弘治、永禄のころ、尾崎利兵衛が楠見池(丸亀市)を築造する。

 

 

1559

永禄2

○5月10日から8月19日にかけて干ばつ。

 

 

1563

6

○4月下旬から8月中旬にかけて大干ばつ。

 

 

1573

天正元

8月28日に大雨洪水が襲う。

1573

室町幕府がほろびる。

1574

2

○大干ばつがおこる。

 

 

1578

6

長雨が続く。

1582

本能寺の変で織田信長が殺される。豊臣秀吉が検地をおこなう。

 

 

 

1586

豊臣秀吉、池溝修理の令を下す。

 

 

 

1588

豊臣秀吉が刀狩りをおこなう。

 

 

 

1590

豊臣秀吉が全国を統一する。

1592

文禄元

●武田五兵衛が岩瀬池(三豊市)を築造する。

1592

豊臣秀吉が朝鮮に出兵する。

1597

慶長2

●郡家大池(丸亀市)、関ノ池(高松市)を築造する。

 

 

1599

4

●大谷池(観音寺市大野原町萩原)の堤防を4間(7.2m)に上げる。あわせて柞田川から大谷池に達する長さ12町(1.29km)の掛井手をつくる。

 

 

 

 

 

1600

関ヶ原の戦いがおこる。

○:干ばつ
●:池及び水関連施設の築造・修復

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