ここから本文です。
西暦 | 元号 | 香川の水の歴史 | 西暦 | 世の中の出来事 |
---|---|---|---|---|
1612 |
17 |
●諏訪谷池をかさ上げし、買田池(善通寺市)とする。 |
1603 |
徳川家康が江戸に幕府を開く。 |
1625 |
寛永2 | ●瓢箪(ひょうたん)池(善通寺市)が築造される。 | ||
1626 |
3 |
○4月下旬から95日間雨が降らず、多数の餓死が出る。 | ||
1627 |
4 |
●西嶋八兵衛、藩命により龍満池(高松市)小田池(高松市)福江大池(坂出市)を築造する。 | ||
1628 |
5 |
●山大寺池(三木町)が築造される。 ●西嶋八兵衛、満濃池の改修に着手する。また三谷池(三郎池・高松市)を改築し、瀬丸池(三豊市)を築造する。 |
||
1629 |
6 |
●西嶋八兵衛、2池を合わせてかさ上げし、仁池(観音寺市)とする。 ●青葉池(観音寺市)を築造する。 |
||
1630 |
7 |
●西嶋八兵衛、岩瀬池(三豊市)、岩鍋池(観音寺市)を改築する。 | ||
1631 |
8 |
●満濃池を改修する。堤高12間(21.6m)、堤長45間(81m)、水深11間(19.8m) | ||
1632 |
9 |
○干ばつ。 | ||
1633 |
10 |
●西島八兵衛、亀越池(まんのう町)を築造する。 | ||
1634 |
11 |
●西島八兵衛、一の谷池(観音寺市)築造をはじめる。 | ||
1635 |
12 |
●西島八兵衛、神内池(高松市)を築造する。 |
1635 |
参勤交代の制度ができる。 |
1637 |
寛永14 |
●西島八兵衛、松島より新川に至る堤防を築き、福岡、木太、春日の新田を拓く。 ●また郷東川の水路を付け替える。 |
1637 |
島原の乱がおこる。 |
1638 |
15 |
○大干ばつ、大飢饉おこる。 | ||
1639 |
16 |
●西島八兵衛、一の谷池築造する。 |
1639 |
鎖国が完成 |
1641 |
18 |
このころ、那珂郡の五条・榎井・苗田を池御料(いけごりょう)とする。 | ||
1643 |
20 |
4月上旬から6月中旬まで雨降らず、秋より冬までおよぶ。 ●平田与一左衛門から願い出があった「大野原開拓」が許可され、井関池(観音寺市)の築造をはじめる。 |
||
1644 |
正保1 | ●高松城下に上水道を敷設。 ●小田池(高松市)を改築する。 ●2月井関池が完成、さらに水路1万346間(約19km)を開削する。8月、井関池が早くも決壊、9月復旧とかさ上げに着手する。 |
||
1645 |
2 |
○高松領内で大日照りが続く。 ●このころ矢延平六がため池を改修。高松領内で新池406が築かれ、あわせて1366になったと伝えられる。 ●王墓池(平田池 高松市)、阿弥陀池(観音寺市)を築造する。 3月、井関池の復旧なるが、7月にまた決壊、10月に復旧工事に着手する。 |
||
1646 |
3 |
●2月井関池が復旧する。 ●城池(高松市)の築造に着手する。 ●宮奥池(東かがわ市)が築造される。 |
||
1647 |
4 |
●城池が築造される。 ●大窪池(丸亀市)を築造し、楠見池(丸亀市)を改築すると伝えられる。 |
||
1648 |
慶安元 |
井関池3たび決壊。 | ||
1649 |
2 |
●仁池(丸亀市飯山町上法軍寺)が築造される。 | ||
1652 |
承応元 |
このころ吉原大池(善通寺市)の築造に着手するが成功せず。 | ||
1654 |
3 |
○夏大干ばつ、秋には大雨洪水で穀物が実らず。冬より翌夏にかけて餓死者多数出て「午歳の大干」と呼ばれる。 ●神内池(高松市)を改築する。 ●鍵面池(かぎめんいけ)(高松市)、大谷池(綾川町千疋)を築造する。 ●井関池の堤防の復旧工事、洪水吐(こうずいばけ)拡幅工事を行う。 |
||
1655 |
4 |
前年の凶作を恐れて、農民が田の神をまつる。 | ||
1657 |
明暦3 |
●勝田池の前身である平屋池(三豊市)を築造する。 | ||
1658 |
万治元 |
●満水池(三豊市)、猫塚池(観音寺市)を築造する。 | ||
1661 |
寛文元 |
●寛文年間に紀伊大池(観音寺市)を築くと伝えられる。 | ||
1662 |
2 |
●奥谷池(粟井新池 観音寺市)の築造に着手する。 ●石神池(さぬき市)、買田(こうだ)池(多度津町)を築造する。 |
||
1663 |
3 |
●奥谷池が完成する。 | ||
1664 |
4 |
●勝田池(三豊市)の築造に着手する。 | ||
1666 |
6 |
●勝田池が完成する。 ●青葉池(観音寺市)を築造する。 |
||
1668 |
8 |
○夏大干ばつ、百々渕(どうどうぶち)(高松市)で雨を祈る。 | ||
1669 |
9 |
●国市池(三豊市)中村堤をかさ上げすると伝えられる。 ●矢延平六が新池(高松市香川町川内原)を築くと伝えられる。 |
||
1670 |
10 |
●藩命により、前田与三兵衛が奈良須池(高松市)を築造する。 ●豆塚池(観音寺市)を築造する。 |
||
1671 |
11 |
●松尾池(高松市)の築造に着手する。 ●五丁池、弘法池の二つを合わせて国市池(三豊市)をかさ上げする。 |
||
1672 |
12 |
●松尾池が完成する。 ●小津森池(丸亀市)を築造する。 |
||
1673 |
延宝元 |
5月14日に大水、8月17日にまた大水。 ●船岡池(高松市)、段の池(観音寺市)を築造する。 |
||
1674 |
2 |
●上地堀池、北の池(小豆島町)を築造する。 ●清水池(観音寺市)を築造する。 |
||
1675 |
3 |
●千歳池(観音寺市)、奥の坊池(小豆島町)を築造する。 | ||
1676 |
4 |
●二葉池、梢池(観音寺市)を築造する。 | ||
1678 |
6 |
●段の上池(観音寺市)を築造する。 | ||
1679 |
7 |
8月4日に大水がでる。 | ||
1680 |
8 |
●奥谷池(観音寺市)を2尺(0.6m)かさ上げし、裏法石垣(うらのりのいしがき)を施工する。 | ||
1681 |
天和元 |
8月16日に「辛酉洪水」と呼ばれる大風洪水で死者数百人。この年五穀実らず。 ●柳池(やないけ)(丸亀市)を築造する。 |
||
1682 |
2 |
●後の豆葉池である下新田池(観音寺市)を築造する。 ●大池、小池(三豊市仁尾町仁尾)を築造する。 |
||
1683 |
3 |
●天王池(三豊市)を築造する。 | ||
1684 |
貞享元 |
●太田伊左衛門の主唱により、蛙子池(土庄町)の築造に着手する。 ●袂池(たもといけ)(観音寺市)を築造する。 ●男井間池(三木町)をかさ上げし、池敷7町歩(7ha)を増加する。 |
||
1685 |
2 |
●〆池(高松市)を築造する。 | ||
1686 |
3 |
●蛙子池が完成する。 ●行司池(高松市)を築造する。 |
||
1687 |
4 |
9月9日に大雨洪水がおこる。 | ||
1688 |
元禄元 |
●片山権左衛門の主唱により吉原大池(善通寺市)の築造に着手する。 | ||
1690 |
3 |
○6月~7月干ばつが続く。 ●奥谷池(土庄町)、大蔵池(観音寺市)を築く。 |
||
1691 |
4 |
●弘階池(善通寺市)を築造する。 ●勝田池(三豊市)のかさ上げに着手する。 |
||
1695 |
8 |
7月21日大風洪水で穀物が実らず。 ●勝田池の改築が完成する。 |
||
1696 |
9 |
●吉原大池が完成する。 | ||
1697 |
10 |
●蛙子池(土庄町)を1.5間(2.7m)改築する。 | ||
1698 |
11 |
○夏、干ばつが続く。 | ||
1699 |
12 |
○夏、干ばつが続く。 | ||
1701 |
14 |
●このころ、粟井逆瀬池(観音寺市)を築くと伝えられる。 | ||
1702 |
15 |
7月28日、8月30日、大雨洪水。 ●買田池(善通寺市)を改築する。 |
||
1704 |
宝永元 |
8月10日、9月11日、大雨洪水で人々が飢える。 | ||
1705 |
2 |
●川池、尾池(坂出市)を築造する。 | ||
1706 |
3 |
○5月6月が大干ばつ、雨を百々渕(どうどうぶち)(高松市)に祈る。 | ||
1707 |
4 |
8月17日、大雨。18日大風洪水。 9月12日大風雨。各所に堤防が決壊し、収穫がなく、多数の人が飢える。 ●久保太郎右衛門により、綾川より大羽茂池(綾川町)に延長3里18町(14km)の菅原用水が開削される。 |
||
1710 |
7 |
○6月、7月大干ばつ。降雨を百々渕に祈る。 8月23日、大風雨で堤防ことごとく決壊する。でき死者100余人。穀物も実らず。 |
||
1712 |
正徳2 |
●清水下池(観音寺市)を築造する。 |
1716 |
徳川吉宗が享保の改革を行う。 |
1718 |
享保3 |
○6月7月雨が降らず、大干ばつ。牛馬の倒れ死ぬものが2,200余頭にのぼる。 ●粟井逆瀬池(観音寺市)を改築、猪の谷池(小豆島町)を築造する。 ●新池(坂出市川津町)を築造する。 |
||
1719 |
4 |
○西讃、6月7月干ばつ。 ●鴻田池(三豊市)を築造する。 |
||
1720 |
5 |
6月17日、大雨。7月10日、15日、大風洪水がおこり、堤防各所が決壊する。このころ長雨が続く。 |
1720 |
各地で新田開発がさかんに行われる。 |
1721 |
6 |
うるう7月10日、15日、大風洪水。土器川の堤防が決壊する。 ●蛙子池(土庄町)かさ上げ、堤防を3尺(0.9m)改築する。 |
||
1722 |
7 |
6月23日、大風洪水。8月14日また同じ、8月22日、大雨。23日、大風雨。 ●蛙子池、前年に引き続きかさ上げ、堤防を3尺(0.9m)改築する。 ●千歳池(観音寺市)をかさ上げする |
||
1724 |
9 |
○4月14日雷雨、これより7月まで雨がなく、大干ばつ。8月は長雨が続く。この年天災しきり、穀物実らず。 | ||
1725 |
10 |
○6月7月大干ばつ、五穀実らず。 | ||
1727 |
12 |
新池(坂出市川津町)決壊する。 | ||
1729 |
14 |
○春より5月まで干ばつ。秋、洪水4度。人家の倒壊するもの多く、穀物実らず。新池が復旧する。 | ||
1730 |
15 |
○5~6月に干ばつがおこる。7月になって長雨が続く。24日に大洪水。この年、天災が多く、穀物実らず。 | ||
1731 |
16 |
○連年凶作が続き、人々がおおいに苦しむ、世に言う「享保の飢饉」という。 ●三郎池(高松市)を改築する。 |
||
1732 |
17 |
小津森池(丸亀市)が決壊する。 |
○:干ばつ
●:池及び水関連施設の築造・修復
このページに関するお問い合わせ