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【(参考)地球の水】
地球上の水は、海や陸から蒸発して雲となり、雨や雪となって再び地上に降り、川となり一部は地下水となってやがてまた海に戻っていきます。
たえず地球上をめぐっている水。
太古の昔から変わることなく繰り返されているこの大きな循環の中で、私たちは水を利用しているのです。
地球上の水のほとんどは海水で、淡水(真水)は約2.5%にすぎません。しかも、そのほとんどは南極や北極の氷で、私たちが利用できる水は、全体の0.8%でしかありません。
わが国は、年間平均降水量が1,668mmで世界平均降水量1,171mmの約1.4倍と恵まれていますが、狭い国土に人口が多く、一人当たりの降水量は世界平均の4分の1程度であり、決して豊富とは言えません。
また、降雨は、梅雨・台風・豪雪など限られた季節に集中し、そのかなりの部分は、短時間のうちに海に流出してしまいます。
私たちが利用できる水は、一年という単位で見ると決して無尽蔵ではなく、限りある資源なのです。
しかし、水は循環しているので、上手に使えば、いつまでも私たちを助けてくれます。
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