ここから本文です。
県民参加型モニタリング調査「海辺の生き物」では、県民の皆さんに、かがわの磯にすむ20種類の指標生物の調査をお願いし、結果を報告していただきました。この調査では、指標生物の種類や生息数によって、身近な海の水質や生物量の豊かさを明らかにすることができます。今回の調査では、のべ105名の方に参加いただき、10地点での観察結果を報告いただきました。
今回の「海辺の生き物」の観察対象となる20種類の指標生物のほかにアラレタマキビやイシダタミ、ヨロイイソギンチャク、アメフラシなども観察されています。
11月10日には、丸亀市立本島中学校の1、2年生が授業の一環で調査を行いました。観察を行った生徒からは、「島内の磯場によって生態系が違って、興味深かった」、「どこでも普通に見ることができるタマキビが本島には少ない」といった感想が寄せられました。
今回の調査結果より、かがわの海は水質がきれいで、生物が大変豊かな海が多いということが分かりました。しかし、年によって個体数が変わったり、激減している生き物もいるようです。
来年度も、調査を実施しますので、かがわの海の状態を一緒に明らかにしていきましょう。たくさんの報告をお待ちしています。
磯で生き物観察を行う様子(丸亀市立本島中学校の1、2年生)
このページに関するお問い合わせ