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公開日:2021年11月26日

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ヒョウモンダコにご注意ください

東かがわ市馬篠沖合で"ヒョウモンダコ"が捕獲されました。県が把握している限りでは、本県で報告されるのは初めての事例です。
ヒョウモンダコは、フグ毒と同じ猛毒「テトロドトキシン」を持ち、咬まれたり、食べたりすると死に至ることもあり大変危険です。もし、海でヒョウモンダコやこれに似たタコを見つけた場合も、絶対に素手でさわらないでください。

1ヒョウモンダコの特徴

  • 分布は、日本からオーストラリアにかけての西太平洋熱帯域・亜熱帯域で、浅い海の岩礁、サンゴ礁、砂と小石混じりの海底に生息しています。
  • 大きさは、頭の大きさが3cm、体の大きさが10cmと小型のタコで、普段は目立たない褐色ですが、刺激を受けると青い斑点模様が浮かび上がります。
  • 唾液腺や筋肉・表皮にフグと同じ神経毒のテトロドトキシンなどの猛毒を含み、咬まれたり、食べたりすると呼吸困難や心肺停止を引き起こし、死に至る場合があります。
  • 近年、九州北部や島根県等の日本海側でも報告事例があり、分布が北上していると言われています。

2捕獲等の状況

捕獲日:令和3年11月25日(木曜日)
捕獲場所:東かがわ市馬篠地先沖の定置網
捕獲者:東讃漁業協同組合馬篠支所の漁業者
捕獲数:1匹(全長9cm体重5.5g)

 

3確認の状況

11月25日に東讃漁協職員から所属組合員がヒョウモンダコのような個体を捕獲した旨の連絡があり、水産課職員がこれを水産試験場へ持ち込み、同定を依頼しました。同日に捕獲個体がヒョウモンダコであることを確認しました。

 

今回捕獲されたヒョウモンダコ(東讃漁業協同組合提供)

hyoumondako

 

 

 

 

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農政水産部水産課

電話:087-832-3474

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