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香東川沿川の高松市の人口は、横ばい傾向にありますが、核家族化による世帯数の増加、生活様式の多様化に伴う一人当たりの水需要の増大(トイレの水洗化等)を考えると、全体の水需要が大きく減少する可能性は、少ないと考えられます。
これら高松市では、水道用水の約6割を香川用水に頼っていますが、香川用水は過去10年間に7回も取水制限があり、約2年に1回以上渇水が発生しており、水の供給量がまだまだ不足しているといえます。
こうした水の供給量が絶対的に不足している現状では、節水による対応だけでは渇水被害に対応するのは困難です。
平成17年度においても大渇水が発生し、香川用水の水源である早明浦ダムでは、平成17年8月19日、9月1日の2度にわたり、利水容量がゼロになりました。
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