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近年の気象状況は、気候の温暖化とともに、局部的な集中豪雨や全国的な少雨傾向となっています。
香東川流域にある内場ダムにおいても、近年の少雨傾向により流入量が減少しています。下図に1955年〜2000年(45年間)の内場ダムの年間総雨量を示しました。グラフから以下のことがわかりました。
香川用水(早明浦ダムから流れてくる水です)、香東川周辺のため池、香東川の水は、周辺の水田約3,600ha(ヘクタール)のかんがい用水、高松市の水道用水の水源として使用しています。図にも示したとおり、近年は雨が少ない年が多く、過去10年間に7回も取水制限が実施されました。このように、近年の少雨傾向が水利用に大きく影響しています。
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