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椛川ダムは、貯水池における冷・濁水および富栄養化対策の検討を行っています。主な対策として、選択取水設備等の水質保全対策施設の採用等を検討しています。
今後、香東川沿川における動植物への影響や水質保全に配慮した貯水池運用方法(選択取水施設の操作方法等)についても、検討していく予定です。
洪水などで貯水池に入った濁りの成分は、時間をかけて徐々に沈降していきます。このため、一般的には、貯水池の下層は濁っていても、表層に近い部分は澄んでいる状態となります。取水する位置(深さ)を選択できるようにし、水温も考慮しながら澄んだ層から取水を行うことが可能となります。
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