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放流には、水道水の確保や川の流れを保つための平常時の放流や、川の急激な増水及び氾濫をおさえるための大雨時の放流(貯留)などがあります。
平常時に行われる水道水の確保や川の流れを保つための放流(参照:正常流量)は、その日の必要な水量を計算して放流します。
大雨の時の放流は、降った雨がダムに入ってくる量によって放流量を調節します。ただし、椛川ダムは人為的な洪水調節を行わない自然調節方式を採用しています。
椛川ダムは、流域面積が8.7km2(平方キロメートル)と小さく、降雨開始から洪水発生までの時間が極めて短いため、洪水調節は人工操作によらない「自然調節方式」と言われる方式で行います。これは、洪水時に使用する常用洪水吐きにゲートを設置せず、上流側の貯水位の変化によって下流河川への流量を自然に変化させる方式です。
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