ホーム > 組織から探す > 河川砂防課 > ダム > 椛川ダム > 計画内容 > ダムの洪水調節はどのようにして行うのですか?

ページID:2608

公開日:2017年5月11日

ここから本文です。

ダムの洪水調節はどのようにして行うのですか?

下図をご覧ください。

図

ダムでは、洪水に備えて、常時満水位からサーチャージ水位までは、洪水が来たときのために空にしておきます。つまり常時満水位からサーチャージ水位までの間(洪水調節容量)で洪水を貯めながら、下流の川が溢れないように放流を行います。
洪水時に常時満水位より上にたまった水は、洪水終了後、少しずつ放流を行い、水位を常時満水位に保ちます。
椛川ダムでは、この洪水調節容量を決めるにあたり、計画規模(100分の1)の降雨について、過去の主要な出水パターン(13洪水)を元に検証し、必要容量を決定しています。(水道用水や灌漑用水は、常時満水位以下に貯めた水(利水容量)を利用します。)

グラフ

ただし、その能力を超える大きな洪水がダムに流入した場合には、ダム本体の安全のため、ダムへ流入する洪水をそのまま下流へ放流します。
このため、ダムより下流では水位が上昇することになりますが、この場合でも流入する洪水以上の流量を下流へ放流することはなく、ダムがあることによって洪水被害が大きくなることはありません。

前のページに戻る

このページに関するお問い合わせ

土木部河川砂防課

電話:087-832-3541

FAX:087-806-0216