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校長に相談している様子
学生時代から教育に携わる仕事がしたいと思っていたところ、大学卒業後、高校時代の担任に勧められて、この職種を知りました。そして、臨時的任用職員として10か月間、高松市の中学校で勤務した際に、いきいきとした生徒たちや教職員の温かさに触れました。また、同じ共同実施グループ(※)の事務職員の方々にも丁寧にご指導いただき、大変勉強になりました。日々の業務を通して、学校で働く楽しさを知るとともに、学校を事務職員の立場から支えたい、この職を極めたいと思い、学校事務職員を志望しました。
※ 日常は各校で勤務している事務職員が、事務処理の効率化や質の向上のため、月1回から数回程度一つの学校に集まるなどして、地域内の複数校の事務業務を共同で行うもの
現在、小豆島町立池田小学校で勤務し、教職員の服務・給与・旅費・福利厚生事務、就学援助関係事務、町費の予算執行、学校諸費事務、公文書収受、電話や来客対応、備品管理などの業務を担当しています。学校事務職員はパソコンに向かっているだけではなく、校内教職員はもちろん、児童や保護者、地域、他校の事務職員、教育関係機関等と連携し、円滑な学校運営のため協働しています。「自分の業務の先に、誰かがいること」を心において、計画的に準備や処理を行ったり、相手意識を持った誠実な対応を心がけたりしています。
7時45分 | 出勤 |
8時00分 | メールチェック、公文書受付・配布 |
8時30分 | 県内旅費精算報告書作成 |
9時50分 | 学校諸費業務(振替データ作成、システム入力、保護者配布文書作成) |
11時55分 | 給食、清掃 |
12時40分 | 公文書受付、消耗品在庫確認・発注 |
15時00分 | 町教材備品検収 |
16時30分 | 退勤 |
教職員の諸手続のサポートができたとき、子どもたちの笑顔が間近で見られたとき、学校事務職員になって良かったと感じます。現任校は単数配置(学校事務職員は1人)ですが、共同実施等で他校の事務職員の方々と情報交換を行うことで、業務に対する知識や効率化の方法などを学ぶことができます。また、今回の辞令で小豆島に住むことになり、新しい地での出会いや経験は、私にとって貴重なものになっています。これから「恩返し」、また「恩送り」をしていけるよう、つながりを大切にし、学校事務職員としての能力の向上に一層努めていきたいです。
採用試験に向けては、日々のニュースに加えて、教育に関する情報や学校事務の職務内容等について幅広く情報を集めるとともに、自分なりの考えを持って勉強しました。
学校事務は学校の教員とはまた違った視点で、チーム学校の一員となり学校運営に携わることができるところが魅力だと思います。元気な子どもたちがみなさんを待っています。体調に気をつけて、ベストを尽くしてください。応援しています。
(掲載内容は、令和5年2月現在のものです。)
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