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拡幅工事の現場確認
県職員を志望した動機は、両親からの提案でした。大学で土木を専攻していて香川で働きたいと考えていたところ、「香川県庁に土木職での募集があるよ。」と提案されたことで興味を持ちました。大学では、AIを使って土木構造物の異常などを発見するシステムについて研究しており、大学で学んだ知識を香川県庁で生かして災害に強い安全な香川づくりに貢献したいと考え、香川県の土木職を希望しました。
出先機関である中讃土木事務所の道路第一課に所属しており、主に坂出市内の県道の改良工事や維持修繕工事の監督業務を担当しています。改良工事は、地域の状況に合わせて道路を拡幅するなど、より良い道路環境をつくる業務です。また、維持修繕工事は、交通状況の把握や現地で目視による点検を行いながら、通行人や沿道住民にとって危険となる道路の欠陥の予防措置や応急措置を行う業務です。
8時10分 | 登庁 |
8時30分 | メールチェック |
9時30分 | 地元住民との協議 |
11時00分 | 協議内容のまとめ資料作成 |
12時00分 | 昼休憩 |
13時00分 | 地元要望現地確認 |
15時00分 | 工事発注のための資料作成 |
17時15分 | 退庁 |
入庁前は、デスクワーク中心で資料を作成することが主な仕事だと思っていましたが、監督業務や現地調査など施工業者や県民の方に説明する機会が多いことに驚きました。
人に説明をすることは難しく、自分自身が理解した上で相手に分かりやすく伝えなければなりません。自分の意図をうまく伝えるのは大変だと感じています。
公務員試験は、教養・専門試験の出題範囲が広い上に、個別面接、集団討論、論文の対策も必要であるため、大変だと思います。また、試験時期が民間の就職活動時期と異なり、周りが進路を決定していく中、自分の進路が決まっていないため、不安になることもあると思います。そんな時は、不安な気持ちを友人や家族に話してみてください。口に出してみるとすっきりすることもあるので、一人で抱え込まず誰かに相談してみてください。
みなさんも香川県庁に入庁して、一緒により良い香川県をつくっていきましょう。
(掲載内容は、令和5年2月現在のものです。)
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