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法律相談の様子(1番右が本人)
総務学事課 訟務グループでは、訴訟に関する事務などを担当しています。
香川県などの行政庁は、許認可などの権限を行使する場合に、違法又は不当な行為によって県民の方などの権利利益を侵害することのないよう、細心の注意を払うとともに、万が一、そのような事態が発生すれば、適切な救済に向け努力しなければなりません。
当グループでは、県の適正な行政運営に寄与することを主な目的として、庁内職員からの争訟に関する法律相談に応じたり、県の顧問弁護士との相談に同席するといった業務に日々取り組んでいます。
たとえば、担当課が県の顧問弁護士と相談を行う際には、当グループの職員が同行し、三者で議論を行います。高度で専門的な法律の知識を勉強することは、大変なときもありますが、魅力ある仕事の一つです。
民法の権威で東京大学名誉教授である内田貴氏の「優れた法の解釈を実践するためには、何よりも自らを知的・人格的に磨かなければならない」という言葉が気に入っています。相談に訪れる担当課の職員に、信頼と安心を提供すべく、向学心と笑顔に溢れる職員でありたいと思っています。
亀の歩みで、日商簿記検定二級に取り組んでいます。高松商工会議所の次のメッセージが魅力的です。
「企業があるところに簿記は必ずあります。企業の特徴も弱点もすべて簿記会計で表現でき、会社の中身を知り、経営管理能力を身につける基礎技能です。どんな時代でも簿記の知識が不要になることはありません。」
工業簿記の公式法変動予算がピンとこなくて困っています。
元財務官僚の久保田勇夫氏は、著書「役人道入門」で、「役人は、アマチュアであってはならない。彼らは、公務員であることにおいてプロフェッショナルでなければならない。」と述べています。
プロフェッショナルの具体的な内容は本書に譲りますが、プロフェッショナルな公務員になる第一歩は、間違いなく県採用試験の受験勉強にあると思います。
受験を希望する皆さんは、ぜひ、ご自身がプロフェッショナルな公務員として活躍する姿を思い浮かべて、全力で受験勉強に取り組んでください。
明日の香川づくりに情熱を持つ皆さんと、ともにプロフェッショナルな公務員として、公共の利益のために勤務できる日が来ることを、心から楽しみにしています。
平成31年4月 小豆総合事務所 生活福祉課
令和4年4月 現在の職場
(掲載内容は、令和6年2月現在のものです。)
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