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病名:紋枯病
病原菌:Thanatephorus cucumeris
紋枯病は、幼穂形成期ごろから発生し、周縁部が黒褐色で内部が淡褐色~灰色の病斑が水面に近い葉鞘に形成される。病斑は下位から上位へと進展し、茎の折損や穂の枯死などにより減収を引き起こす。
本病のイネへの侵入は気温22℃以上、株内湿度は96%以上で起こり、高温多湿条件が続くほど発生が多くなり、また菌核の形で越冬した菌が田植え後に株に付着・侵入したものが一次伝染源となる。
紋枯病(初期症状)
紋枯病(後期症状) |
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