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公開日:2019年11月19日

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平成24年度国際交流員 曹さんの紹介する陝西省

西安の博物館

陝西省西安市は中国の歴史と文化の雰囲気が濃い古都で、周・秦・漢・隋・唐など11の王朝がここに都を置きました。ここに都のあった期間は1000年あまりにわたっており、極めて豊富な文物が残されています。それらの文物を展示している博物館の見学は西安観光の重要な一環だと思われています。

1.半坡博物館

半坡博物館は中国初の紀元前遺跡博物館で、西安市東郊外の滻河の東側にあります。1958年4月1日にオープンして以来、国内外の観光客を2000万人以上も迎えました。館内の古代家作り、オンドル、男女分葬の村集合墓場などの遺跡は、6000年前の母系氏族の盛んな様子を物語っています。

2.臨潼博物館

西安臨潼博物館は驪山の麓の唐華清宮東から100メートル余り離れたところにあります。館内には周秦芸術室、唐代仏教芸術室、漢唐元芸術室、秦始皇帝陵秦俑芸術室などの陳列室が五室あり、歴代の石彫碑廊と石彫の明の墓の保護室が各一室あります。新石器時代から明清代までの文物等あわせて1万件以上が収蔵されています。

3.西安碑林博物館

西安市三学街通りにあり、歴代の碑石、墓誌銘および石彫刻の作品を収蔵、研究、展示する博物館で、「中国最大の石造の書庫」と称されています。同博物館は900余年の歴史をもつ「西安の碑林」を基礎として西安孔子廟の古代建築物群を拡充して、1944年に落成したものです。展観は碑林、石刻芸術、文物の展示の三つの部分からなり、西安の最も特色のある文化観光スポットの一つとなっています。

4.陝西省美術博物館

陝西省美術博物館は2000年4月に建てられ、2001年に正式に創立し、使用し始めました。総建築面積は11000平方メートル、展示ホール面積は7600平方メートル、現在中国西部地区の規模最大の美術博物館です。博物館の機能は収集保護、陳列展示、学術研究、逸品展覧、審美教育、文化交流とサービスなど位置づけられています。主に中国古代の美術遺存、近現代美術経典、現代芸術佳作と陝西民間の美術逸品を収蔵保護、陳列展示と研究しています。

5.老西安博物館

老西安博物館は主に清代末期、民国初期から百年近くの大きな記念写真や泥人形を展示する博物館です。展示ホール面積は1000平方メートル、一階と二階の二つの展示室があり、陝西省地元住民の様子、関中社火、庶民生活、民間曲芸、西安の有名作家、長安画派画家の作品、黄土画派画家の作品などのものが展示されています。

6.秦始皇帝兵馬俑博物館

「20世紀最大の発見」といわれる兵馬俑は、1974年に農夫が井戸掘りの作業中、偶然に見つけました。秦の始皇帝(紀元前246~210)の陵墓より東へ1.5kmに位置し、約2200年前始皇帝を永遠に守るために副葬されたものです。秦の始皇帝が死後の自分を守るために等身大の兵馬を作らせたもので、当時の秦の軍団がそのままの形で再現されています。今西安の最大の見所になっています。

6.西安中国書道芸術博物館

西安中国書道芸術博物館は1989年に創建され、中国最初の書道技術テーマ博物館です。陳列ホールは2010年まで明朝建物の南門城楼で設置され、2010年9月28日に西安大明宮国家遺跡公園の興安門に移りました。総面積は2600平方メートル、唐代書道作品展示区・中国書道発展史陳列区・書道考古成果展示区・国内外有名な書画作品展示区・書道篆刻体験区など8つの部分からなっています。中国人書道家をはじめ、日本・韓国・シンガポールなどの書道家の作品2000件以上が所蔵されています。

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