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ブラジル連邦共和国パラー州ベレン出身 北迫香川県人会
私はルカス・デ・オリベイラ・カルネイロ、26才です。ブラジルのベレンから来ました。この10月から来年の3月まで穴吹ビジネスカレッジの日本語学科で日本語を勉強しています。私は、子どもの頃から日本のアニメを見ていたことで、少しずつ日本語を理解できるようになりました。高校生になると、インターネットで教科書を調べたり、色々な動画を見たりして、独学で日本語の勉強を始め、簡単な会話ができるようになりました。そして、4年前にベレンにある日本語学校に入学し、更に日本語と日本の文化や生活に興味を持つようになりました。
コロナのために、この研修は2年延期になりました。日本に来ることがずっと前から私の夢だったので、やっとこの夢が実現してすごく嬉しいです。
ルカスです。穴吹ビジネスカレッジで日本語を勉強しました。この研修の目標は日本語能力試験のN3レベルに合格することでしたが、学校のクラス分けテストの結果ではそれより上のレベルのクラスに入れました。最初はちょっと大変でしたが、挑戦したからこそ日本語がさらに上達したと思います。
香川県で過ごした6ヶ月間は、本当に幸せでした。たくさんの人と会って、新しい場所を見つけたり、香川のことをもっと発見したりして本当に貴重な経験でした。屋島や小豆島、直島、こんぴらさんなどの素晴らしい場所に行きました。お遍路文化も体験しました。この機会を与えてくださって本当にありがとうございます。
帰国してからは、ベレンの県人会の皆さんに私の経験を伝えて、活動に役に立ちたいと思います。もちろん、県人会の人だけでなく、身の回りの人にも香川県の良さを紹介し、興味を持つ人を増やし、ブラジルと香川県の交流に貢献したいと思います。ありがとうございました。
6月24日に香川県南米交流次世代人材育成事業研修と海外技術研修(OTT)について、ベレンの日本語学校「越知日伯学園(CEKO)」の生徒たちへプレゼンテーションを行いました。ガブリエラと一緒に日本で過ごした6か月間の経験を伝えました。
日本語を学ぶ学生がたくさん参加しました |
まず香川県は他県に比べてあまり知られていない県なので、香川県について話しました。うどん、うちわ、小豆島、直島などの様々な名物や名所について少し話しました。県のいいところを知ってから興味が自然に現れると思います。
そして、香川県南米交流次世代人材育成事業研修員として日本語の勉強や交流活動のことを伝えたいと思いました。日本の日常生活や慣習に関すること、穴吹ビジネスカレッジのスケジュールや勉強法のこと、参加した文化的や伝統的な活躍のことを生徒たちに発表しました。
うどんの紹介 | 研修期間の行事について |
コロナのために、このプログラムは2年間中止されたので知らない人がたくさんいました。日本語の勉強や研修についても色々な質問がありました。「授業は難しかったか」とか、「専攻した分野で研修ができますか」とか、「日本の会社や生活のルールは厳しいですか」とかを質問されまして、興味を持った人が結構いました。
ベレンに帰ってから、あいにく参加できる日本のイベントはあまりないけど、北伯香川県人会や日本語学校など、私の研修経験を伝える機会が時々現れます。今は日本語能力試験のN2レベルに合格するために勉強していて、近い将来に香川県に戻りたいと思っています。香川県の皆さんへ、素晴らしい経験を与えてくださってありがとうございます。また会いましょう!
帰国した次の日は、北伯香川県人会で発表をしました(3月) |
北伯香川県人会のみなさんと |
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