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災害時に「自分は大丈夫だろう」と考え、準備や避難を怠る思考を何という?
① 経験の逆機能
② 正常性バイアス
③ 同調性バイアス
答え:②正常性バイアス
「もし地震が起きても自分は大丈夫」と自分に都合よく考えることを「正常性バイアス」といいます。
また、周りの人の考えや行動に合わせてしまう「同調性バイアス」は、例えば避難が必要な時に「周りの人も避難していないからまだ大丈夫」という思考行動が挙げられます。
このような2つのバイアスがかかった状態で災害が発生した結果、多くの「逃げ遅れ」が発生してしまうのです。
しかし、この「同調性バイアス」はうまく働くと、よい結果を生むものでもあります。
「まだ大丈夫」と思っていても周囲の人々が迅速に行動していればつられて動き出す。
このように、特に災害時には周りの人に良い影響を与えられる「避難のお手本」になれるよう行動しましょう。
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