結核
結核は過去の病気と思われがちですが、現在でも、全国で毎年1万人あまりが登録される重大な感染症です。
- 結核の症状
結核の初期症状は風邪に似ています。咳や痰、発熱(微熱)が長く続く、体重が減る、食欲がない、寝汗をかくなどの症状が続くなど気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
- 結核の感染と発病
結核は発症した人の咳やくしゃみとともに結核菌が飛び散り、空気中に漂う結核菌を吸い込むことで感染します。ただ、結核菌を吸い込んでも必ず「発病」するわけではありません。多くの場合、免疫力によって封じ込められたままであり、一生発病しません。しかし、乳幼児や高齢者など免疫力が低い方、糖尿病や慢性腎不全など免疫力が低下する病気を持つ方は発病リスクが高くなります。
- 結核の治療
結核には早期発見と確実な治療が大切です。多くの場合、きちんと薬を飲みきることで治ります。途中で服薬をやめてしまうと、治らないばかりか耐性菌になってしまうおそれがあります。
- 結核の予防
- 定期的に健康診断を受診しましょう。
- 症状がある場合は、早めに医療機関を受しましょう。
- 普段から健康的な生活を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
- 1歳までにお住まいの市町からの案内に従ってBCG接種を受けましょう。
公益財団法人結核予防会ホームページ(外部サイトへリンク)
令和6年度結核・呼吸器疾患予防週間
香川県結核予防プラン改正の概要(PDF:246KB)
香川県結核予防プラン(PDF:1,094KB)