北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議

去る7月5日、北朝鮮は、ミサイルを7回も発射し、日本海に着弾させた。
北朝鮮は、平成10年8月にも国際常識を無視し、我が国の上空を通過するミサイルを発射しており、本県議会では、同年9月臨時会において抗議のための決議を行ったところである。
さらに、今回のミサイルの発射は、ミサイルの発射実験の凍結を盛り込んだ日朝平壌宣言に明らかに違反する上、我が国を含む関係各国からの再三にわたる事前警告にもかかわらず、強行されたものであり、国際社会に対する極めて重大かつ危険な挑戦である。軍事力を外交手段として利用することは、我が国の安全保障や国際社会の平和と安定という観点から決して容認できない。
よって、本県議会は、今回の北朝鮮によるミサイル発射に対して、強い怒りをもって厳重に抗議する。

以上、決議する。

平成18年7月11日

香川県議会