災害が発生したとき
- 大規模災害発生時の交通の規制
大規模な災害が発生した場合又は発生するおそれがある場合には、被災者の迅速な救出・救護、物資輸送等が円滑に行われるように、緊急通行車両以外の車両の通行が禁止され、又は制限されます。
大地震等発生時における運転者としての心得
車を運転中に緊急地震速報が発表されたとき
緊急地震速報は、気象庁が、予想される地震動の大きさがおおむね震度5弱以上である場合に、震度4以上を予想した区域を、その揺れが来る前に発表するものです。
車を運転中に緊急地震速報が発表されたことを知ったときは、運転者は、周囲の状況に応じて、あわてることなく、非常点滅表示灯(ハザードランプ)をつけるなどして周囲の車に注意を促した後、急ブレーキを避け、緩やかに速度を落としましょう。
大地震が発生したとき
大地震が発生した場合、運転者は次のような措置を採るようにしましょう。
- 急ハンドル、急ブレーキを避けるなど、できるだけ安全な方法により道路の左側に停止させること。
- 停止後はカーラジオ等により地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動すること。
- 車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動しておくこと。やむを得ず道路上に置いて避難するときは、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止め、エンジンキーは付けたままとし、窓を閉め、ドアロックはしないこと。
- 駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような場所には駐車しないこと。
車を運転中に津波から避難するとき
津波から避難するためやむを得ない場合を除き、避難のため車両を使用せず、徒歩で周辺の一番高い建物等(津波避難場所等)へ避難する。
やむを得ず車両で避難するときは、道路の損壊、電柱等の倒壊、道路に垂れ下がった電線等の障害物に十分注意して運転すること。