地価公示

地価公示制度とは

地価公示は、地価公示制度によって、国土交通省土地鑑定委員会が実施するもので、区域ごとに標準的な地点（「標準地」といいます。）を選定し、鑑定評価員（不動産鑑定士等）の鑑定評価をもとに、毎年1月1日の標準地の正常な価格（1平方メートルあたり）を判定し公示する制度です。正常な価格とは、土地について、自由な取引が行われるとした場合におけるその取引において、通常成立すると認められる価格（当該土地に定着物又は当該土地の使用若しくは収益を制限する権利は、存しないものとします。）をいいます。

対象区域

都市計画区域及び都市計画区域外で土地取引が相当程度見込まれる区域（国土利用計画法による規制区域は除かれます。）において、国土交通大臣が定めるものです。

公示価格（価格時点：令和6年1月1日）の概要

調査地点

179地点（前年からの継続地点：176地点）

対前年平均変動率

概況

• 県全体の対前年平均変動率は、住宅地、商業地及び全用途平均で下落となったが、下落率は前年より縮小。
• 市町ごとの対前年平均変動率は、高松市が上昇。それ以外は各市町とも下落。

	住宅地			商業地			全用途平均
	R6	R5	備考	R6	R5	備考	R6	R5	備考
県	-0.2%	-0.5%	4年連続下落	-0.2%	-0.5%	4年連続下落	-0.2%	-0.4%	4年連続下落
高松市	+0.3%	0.0%	4年ぶりの上昇	+0.6%	+0.2%	2年連続上昇	+0.4%	0.0%	4年ぶりの上昇
市平均	-0.2%	-0.4%	4年連続下落	0.0	-0.4%	4年ぶりの下落以外	-0.1%	-0.4%	4年連続下落
町平均	-0.8%	-0.9%	27年連続下落	-0.8%	-1.0%	29年連続下落	-0.8%	-0.9%	29年連続下落

住宅地

住宅地の対前年平均変動率を各市町別にみると、高松市が上昇。三木町が横ばい。それ以外の市町で下落。下落率の大きい順に、東かがわ市（-1.7%）、次いで小豆島町（-1.5%）、土庄町（-1.4%）。

		標準地番号	標準地の所在地	変動率	価格
下位	1	東かがわ-2	東かがわ市南野字畑方114番4	-2.3%	12,700円
	2	東かがわ-4	東かがわ市白鳥字田高田58番1外	-2.0%	19,800円
	3	東かがわ-1	東かがわ市三本松1989番76	-1.8%	22,400円
上位	1	高松-3	高松市番町3丁目14番8「番町3-14-30」	+4.1%	282,000円
	2	高松-56	高松市桜町1丁目438番1「桜町1-3-8」	+2.7%	153,000円
	3	高松-43	高松市宮脇町1丁目226番1「宮脇町1-12-25」	+2.0%	151,000円

注）所在地の「」内は住居表示である。

商業地

商業地の対前年平均変動率を各市町別にみると、高松市が上昇。それ以外の市町で下落。下落率の大きい順に、東かがわ市（-2.1%）、次いで小豆島町（-1.6%）、琴平町（-1.4%）。

		標準地番号	標準地の所在地	変動率	価格
下位	1	東かがわ5-1	東かがわ市引田字沖代783番12	-2.2%	27,100円
	2	東かがわ5-2	東かがわ市三本松1256番12外	-1.9%	36,000円
	3	さぬき5-3	さぬき市寒川町神前字南野間2583番1	-1.8%	16,600円
上位	1	高松5-201	高松市丸亀町14番6外	+2.1%	447,000円
	2	高松5-1	高松市磨屋町2番6外	+2.0%	454,000円
	3	高松5-4	高松市西の丸町10番6「西の丸町10-15」	+1.6%	254,000円

注）所在地の「」内は住居表示である。

平均価格

概況

県全体の平均価格は、住宅地が44,800円、商業地が89,600円、全用途平均が58,000円となった。

	住宅地		商業地		全用途平均
	R6	R5	R6	R5	R6	R5
県	44,800円	44,600円	89,600円	89,700円	58,000円	57,900円
高松市	61,900円	61,400円	143,700円	143,600円	84,700円	84,300円
市平均	48,200円	48,000円	99,100円	99,100円	62,600円	62,500円
町平均	24,400円	24,500円	37,900円	38,200円	29,200円	29,400円

 

住宅地

住宅地の平均価格を各市町別にみると、高松市が61,900円で最も高く、次いで坂出市が37,600円、丸亀市が36,700円となった。なお、価格上位の標準地は次表のとおり。

順位	標準地番号	標準地の所在地	価格	変動率
1	高松-3	高松市番町3丁目14番8「番町3-14-30」	282,000円	+4.1%
2	高松-10	高松市昭和町1丁目231番2「昭和町1-11-21」	167,000円	+0.6%
3	高松-30	高松市桜町1丁目419番7「桜町1-11-8」	166,000円	+1,8%

注）所在地の「」内は住居表示である。

商業地

商業地の平均価格を各市町別にみると、高松市が143,700円で最も高く、次いで観音寺市が57,500円、宇多津町が55,800円となった。なお、価格上位の標準地は次表のとおり。

順位	標準地番号	標準地の所在地	価格	変動率
1	高松5-1	高松市磨屋町2番6外	454,000円	+2.0%
2	高松5-201	高松市丸亀町14番6外	447,000円	+2.1%
3	高松5-7	高松市南新町4番3	256,000円	0.0%

参考資料

標準地一覧表（PDF：299KB）

なお、国土交通省のホームページでは、全国の地価公示の結果がご覧いただけます。

過去の地価公示結果

• 令和5年地価公示結果について
• 令和4年地価公示結果について
• 令和3年地価公示結果について
• 令和2年地価公示結果について
• 平成31年地価公示結果について