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香川県オリジナルのお米である「おいでまい」の、品質・食味の更なるレベルアップを目指して行った、第4回「おいでまい」品質・食味コンクールの表彰式を行いました。
コンクールには83点の出品があり、一次審査、二次審査を経て、12月16日に最終審査を行いました。最終審査にノミネートされたのは10点。いずれも甲乙付けがたく審査は大変でしたが、綾川町の農事組合法人羽床上ファームの「おいでまい」が知事賞に選ばれ、安松審議監より賞状が手渡されたほか、9名の皆さんが各賞を受賞されました。受賞者のみなさんおめでとうございます。(受賞者一覧(PDF:77KB))
表彰式に続いて開催された「おいでまい」栽培者研修大会では、農研機構九州沖縄農業研究センターの和田上級研究員に「米生産における白未熟粒の発生メカニズムについて」と題して、御講演をいただきました。米の品質低下の大きな要因となっている白未熟粒の発生メカニズムのほか、その年の気象条件に応じた栽培管理の要点などを、分かりやすく解説していただきました。白未熟粒が多発する年が続いていることで生産者の皆さんの関心も高く、皆さん真剣に講演を聞いていました。
最後は、JA香川県営農部の藤岡担当部長による「頑張ろう!」の掛け声のもと、令和2年産「おいでまい」をしっかり作っていこうという決意を新たにしました。
「おいでまい」生産者に向けた研修は、今回の研修大会だけでなく、栽培が始まってからも現地研修などが開催されています。生産者の皆さんは、新たに得た知識を生かし、おいしい「おいでまい」をみなさんに届けるために、日々、努力を続けています。これからも、「おいでまい」をたくさん食べて、応援してください。
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