平成28年度ワーク・ライフ・バランス推進企業表彰
平成28年度ワーク・ライフ・バランス推進企業表彰(知事賞、商工労働部長賞)が決定!!
仕事と家庭が両立できる職場環境の実現や働きやすい職場環境づくりを目指して、広くワーク・ライフ・バランスの推進に優れた取り組みが行われた企業を「ワーク・ライフ・バランス推進企業(知事賞、商工労働部長賞)」として表彰しました。
ワーク・ライフ・バランス推進企業表彰(知事賞)は次の1社です。
- 有限会社ジェム
□代表取締役:合田 美雪 □所在地:観音寺市 □業種:英会話スクール □従業員数:46人
受賞理由は、
- 自社開発したクラウドシステムの活用や在宅勤務等により、必要に応じて自分で勤務時間を決める自由度の高い働き方を実践している。
- 時間単位で年次有給休暇を取得できるほか、「ジェム休」という独自の特別有給休暇があり、様々なライフスタイルに応じた休暇を取得できる。また、従業員の更なるキャリアアップを支援するため、「キャリアアップ休職」として、本人が希望する期間、休職して海外に滞在できる制度があり、第1号の従業員が現在海外に滞在している。
- クラウドシステムを活用して、どこにいても作業ができる環境を整えており、業務上必要な情報のほか、スキルアップにつながる知恵や成功事例等は、クラウドを介して全従業員に共有されており、効率的に業務が進められている。
ワーク・ライフ・バランス推進企業表彰(商工労働部長賞)は次の3社です。
- 特定非営利活動法人わははネット
□理事長:中橋 惠美子 □所在地:高松市 □業種:子育て支援 □従業員数:28人
受賞理由は、
- 各部門のリーダーが率先して定時退社を心がけているほか、一定時刻での一斉消灯を行い、休日にイベント等の業務があった場合には必ず振替休を取得するなどして、職員1人当たりの年間法定時間外労働は0(ゼロ)となった。
- 家族の誕生日や自身の趣味・スキルアップ等のために取得できる特別有給休暇の「ほほえみ休暇」を年5日まで取得することができる。
- 職員の子どもの長期休暇や臨時休校などの場合において、業務に支障のない範囲で在宅ワークが可能であるほか、半日単位で年次有給休暇を取得することができ、これを利用して、子どもの参観日や個人懇談に参加するなど、職員の仕事と育児の両立を積極的に支援している。
- 株式会社マツオカ
□代表取締役: 山地 準一 □所在地:宇多津町 □業種:巡礼用品製造業 □従業員数:58人
受賞理由は、
- 女性従業員の育児休業取得率100%に加え、男性従業員が初めて2ヶ月間の育児休業を取得した。
- 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する全従業員が、時間単位で子の看護休暇を取得できるほか、年次有給休暇も時間単位で取得可能であり、多くの従業員がこれを利用して、子どもの通院に付き添ったり、授業参観に参加するなどしている。
- 全部署が横断的に応援人員を出し合えるように、全部署の管理職が業務の進捗状況を共有している。また、従来手作業で行っていた在庫管理にITを導入するなど、効率的に業務が進められている。
- 学校法人穴吹学園
□理事長:穴吹 忠嗣 □所在地:高松市 □業種:専門学校 □従業員数:198人
受賞理由は、
- 家族との時間を大切にしてほしいとの思いから、小学1年生になる職員の子どもに対してランドセルを贈呈しているほか、単身赴任者の帰省費用を支給したり、家族同伴の転居に伴う子どもの転校にかかる費用の一部を補助するなど、職員の仕事と育児の両立を積極的に支援している。
- 年次有給休暇を半日単位で取得できるほか、年間休日カレンダーを作成し、夏季には7日以上、冬季には10日以上の連続休日を設定している。
- ノー残業デーを実施し、全員退館の目標時刻を設定しているほか、管理職研修において、時間外労働の削減や休暇取得の促進を指導するなどし、職員1人当たりの年間法定時間外労働時間は27.7時間となった。また、全職員がアクセス可能なグループウエアで情報を共有することにより、伝達時間等のロスを低減し、業務効率を向上させている。
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