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消防団は、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される非常備の消防機関です。
その構成員である消防団員は、それぞれの職業を持ちながら、権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、消防署員と共に消火活動や防災活動を行っています。
「自分たちのまちは自分たちで守る」の精神のもと、平時・非常時を問わずその地域に密着した消防防災のリーダーとして、住民の安全と安心のための活動を行っています。
あなたも、消防団員として地域のために活動してみませんか?
消防団にご興味のある方は、「香川県の消防団」のページ(外部サイトへリンク)から、お近くの市町消防担当窓口までお問い合わせください。
また、消防団員を雇用する事業所の皆様におかれては、消防団活動へのご協力をお願いします。
消防団は、常勤の消防職員が勤務する消防署とは異なり、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から現場へ駆けつけ、その地域での経験を活かした消火活動や救助活動等を行う、非常勤特別職の地方公務員です。
香川県では、7,266名(令和5年4月1日時点)が消防団員として活躍されています。
消防団の入団資格は、市町ごとに条例で定められています。
一般的には18歳以上で、その市町に居住(または勤務・通学)している人なら、性別・職業を問わず、誰でも入団することができます。
消防団員には、市町の条例に基づき、年額の報酬や火災その他災害に出動した場合の報酬が支給されるほか、消防団員が退職する際には、階級や勤続年数に応じて退職報償金が支給されます。
また、消防団員の活動中の不慮の事故による死亡や負傷等、公務災害に備えた補償制度があります。
消防団の主な特性に次の3つがあります。
消防団は、これらの特性を活かして、通常の火災現場における消火活動や後方支援はもとより、災害時には、救助資機材を活用した救助・救出や、地域住民の避難誘導、避難所運営の支援など、地域防災の中核として活動しています。
また、日頃から災害に備えた訓練を行うとともに、応急手当やAED使用方法の普及指導活動、住宅用火災警報器の普及促進や、高齢者宅の防火訪問、地域の防災意識の向上を目指した火災予防運動や広報活動など、幅広い活動を行っています。
<消防団員の活動内容紹介>
一定の要件を満たす消防団員が以下の資格を取得する場合、資格試験で科目の一部が免除されます。
消防団員の約7割が被雇用者(サラリーマン)という状況の中、消防団の活性化のためには、事業所の消防団活動に対する理解・協力が必要不可欠です。
県内市町や総務省消防庁では、消防団員を雇用する事業所の消防団活動への一層の理解と協力を得るために、平成18年度より、消防団活動に協力している事業所を顕彰する「消防団協力事業所表示制度」を構築し、その導入推進を図っています。
本制度は、消防団活動への理解や御協力をいただいている事業所等を「消防団協力事業所」に認定し、協力事業所が地域への社会貢献を果たしていることを社会的に評価しようというもので、県内では約70の事業所等が「消防団協力事業所」に認証されており、表示証が交付されています。
協力事業所として認められた事業所等は、表示証を事業所内に掲示したり、自社ホームページで公表、各種印刷物に掲載することができるほか、市町のホームページで公表されるなど地域への社会貢献を広くPRすることができます。
高松市(外部サイトへリンク)・丸亀市(外部サイトへリンク)・坂出市(外部サイトへリンク)・善通寺市(外部サイトへリンク)・観音寺市(外部サイトへリンク)・さぬき市(外部サイトへリンク)・三木町(外部サイトへリンク)・多度津町(外部サイトへリンク)
県では、市町や公益財団法人香川県消防協会と連携しながら、消防団の機能充実支援や団員確保に向けた普及啓発などの取組みを実施しています。
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