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香川県メディカルコントロール協議会(※1)を令和5年3月24日に開催し、救急搬送困難事案(※2)の解消に向けた方策を協議し、本協議会より「オール香川救急サポート宣言」を発出しましたのでお知らせします。
香川県メディカルコントロール協議会(※1)
病院前救護体制の構築に関する技術的、専門的な研究協議や、救急業務、救急医療体制の円滑な推進を図るための施策等について、消防・医療機関等関係者により協議するもの
救急搬送困難事案(※2)
救急隊による「医療機関への受入れ照会回数4回以上」かつ「現場滞在時間30分以上」の事案
消防機関(救急隊)は、傷病者が適切に処置を受けられるよう医療機関と連携し、迅速な搬送を行っているが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により全国的に救急搬送困難件数が大きく増加する中、本県も令和4年の救急搬送困難事案の件数は約2,500件(前年比約3.7倍)となり、救急体制の維持が困難な状況から香川県メディカルコントロール協議会において救急搬送困難の解消に向けた協議を行った。
本協議会の協議において、まずは「県民・かかりつけ医・救急医療機関が互いに協力しあい、救急の最前線をサポートする共通の認識が重要」との考えに至り、今回、「オール香川救急サポート宣言」を作成し、県民への救急車の適正利用や、かかりつけ医を含むすべての医療機関に対する理解と受入れなど、救急搬送困難の解消に向けた協力(サポート)を求めるものである。
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