がん予防
現在、がんの原因は、欧米の推計では喫煙30%、食物35%、ウイルス感染10%、その他25%となっており、また、日本人を対象とした疫学的研究(「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)の推進について」)でも、喫煙量と肺がん罹患には明らかな相関関係があり、食生活においては、塩分、脂肪分の過剰摂取を控え、野菜、果物を多く取ることにより、がんの予防が可能であるとされています。
「がんを防ぐための新12ヵ条」の普及
国立がんセンターが、日常の生活で実行すればがんの約60%が防げるだろうと提唱している「がんを防ぐための12ヵ条」をもとに、生活習慣の改善につながる行動のあり方を、さまざまな広報機会を活用して、広く県民に周知します。
がんを防ぐための新12ヵ条
- 1条 たばこは吸わない
- 2条 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
- 3条 お酒はほどほどに
- 4条 バランスのとれた食生活を
- 5条 塩辛い食品は控えめに
- 6条 野菜や果物は不足にならないように
- 7条 適度に運動
- 8条 適切な体重維持
- 9条 ウイルスや細菌の感染予防と治療
- 10条 定期的ながん検診を
- 11条 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
- 12条 正しいがん情報でがんを知ることから
出典:公益財団法人がん研究振興財団「がんを防ぐための新12か条 2015」
(PDF:746KB)(PDF:1,392KB)
がんの早期発見・発症予防リーフレット
子宮頸がんの予防啓発マンガを作成しました
子宮頸がんの予防啓発マンガ「私らしく生きるために 2 子宮頸がん その予防のために」を香川県産婦人科医会に委託して作成しました。
(PDF:3,137KB)
たばこ対策の推進
- 望まない受動喫煙の防止
改正健康増進法に基づく、受動喫煙を防止するための取り組みに関する情報を掲載しています。
>>なくそう!望まない受動喫煙。(外部サイトへリンク)
- 禁煙外来情報、禁煙支援プログラム等、禁煙に関する情報の提供
保険適用での禁煙治療が可能な医療機関情報及びたばこの害や禁煙に関する情報を県のホームページに公開することや、各市町及び産業保健分野、他の保健指導実施機関担当者等により喫煙者への健康相談及び保健指導において情報提供を行うことで喫煙者の禁煙への取組みを支援します。
>>禁煙してネット