香川県の石綿(アスベスト)対策
石綿(アスベスト)関連製品を製造していた事業所の従業員や周辺住民の間で、肺がんや中皮腫など石綿が原因とみられる健康被害が多数発生していることが全国で報告されています。
県では、県民の安全で安心なくらしを確保するため、「香川県石綿による健康被害の防止に関する条例」を制定するほか、次のような対応を行っています。
県の取り組み状況
石綿(アスベスト)問題に関する相談窓口の設置
解体・修繕等における石綿(アスベスト)対策
- 大気汚染防止法、労働安全衛生法、建設リサイクル法により建物解体等の届出が必要ですが、これらの届出受付機関が連携・協力して、各法令による届出の徹底を図っています。
>>届出様式
- 石綿除去作業を行っている旨の掲示を行うよう指導しています。
- 大気汚染防止法により届出のあった解体・修繕等における石綿除去作業については、労働基準監督署と協力して、現地調査・現地確認を実施しています。必要な場合は、除去作業により特定粉じんの飛散による周辺環境への影響調査も実施しています。
県内各地で環境大気中の石綿(アスベスト)濃度測定の実施
健康被害対策
- アスベスト疾患センターを設置している香川労災病院のほか、県内の呼吸器科等を有する医療機関に呼びかけ、石綿(アスベスト)疾患診療ネットワークを構築し、アスベストによる健康被害の救済に対応可能な医療機関の充実に努めています。
- 小豆総合事務所、各保健福祉事務所、県庁健康福祉総務課及び高松市保健センターにおいてアスベスト健康被害救済給付の申請受付を行うとともに、健康相談を随時行っています。
石綿を吸い込んだ可能性があるなど特にご心配な方は、労災病院等お近くの専門医療機関に相談しましょう。
>>石綿(アスベスト)疾患診療ネットワーク
石綿(アスベスト)健康被害の救済
- 石綿により健康被害を受けた方及びその遺族で労災補償の対象とならない方に対し、医療費等の救済給付が支給されます。
>>詳しくは、独立行政法人環境再生保全機構のサイトへ(外部サイトへリンク)
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